小林よしのりと言えばまだネットの無かった頃、パソコン通信の時代にネトウヨの祖先のような連中を生み出した右傾化の先駆けのような人物である。
しかし、この小林よしのりが最近ネトウヨに苦言を呈するようになったと言う。
やはり真性右翼から見ても、いや、右翼だからこそネトウヨの痴態は見るに耐えないのだろう。
よくわかるよ。うむ。
右側の人から見ればそのイタさは二倍三倍にもなるという所であろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/5902626/
いや、まさに至言である。
左右の思想の云々はともかくとしても、右派の代表者・小林よしのりにして、このネトウヨたちに対する愛に溢れた諫言、同胞愛には涙を禁じえない。
ま、あまりにも耳に痛過ぎる諫言ゆえ、甘え放題の彼らには聞かれる事はないだろうとは思うが。
ネットを見回しても案の定というか何というか、年収200万円という部分に見当違いに反応し噛みつく哀れな輩ばかりである。もしかして図星ゆえにキレたのかもしれないが、それは搾取者である社会上層部・資本家に対してぶつけるべき怒りであり、小林よしのりに向けるのは筋違いも良いところであろう。
そして、ネトウヨが真の愛国者たり得ないその理由は。
ここで小林が言っている事と若干重なる事なのだが。
「日本に生まれた事を誇りに思う」などという間抜けた言葉の中にある。
そうなのだ。
本当に日本を愛するのならば。
右翼として日本をこれ以上なく素晴しく偉大な国と考えるのならば。
「日本という偉大な国に生まれた事を誇りに思う」ことなど、ある筈がないのだ。
「日本という偉大な国に生まれながら、自分の情けない様を本当に恥ずかしく思う」
「日本人が自分のような者と思われるのが恥ずかしく、自分が日本人だと言うときに日本という国に済まなく思う」
「日本という国に少しでもふさわしい人間になるべく、日々精進したい」
・・・と考えるのが真の愛国者(右翼から見て)である筈だ。
さて、そんな理想から現実の彼らに目を向けると、恥ずかしげもなく、ただ日本に生まれたというだけの理由で日本人である事を誇示し隣国を見下し、肉や脂や糖分たっぷりの西洋食を食いたいだけ食い、電気を使いたいだけ使って神国日本を穢す原発を賛美して売国奴である筈の経団連に付き従い、ネトウヨファッションに身を包み日本国旗を振り回すのがネトウヨ達であった・・・。
ま、日本が本当にそんなにスバラシイ国家なのかどうかは意見の分れるところではあるが。
いずれにせよ結局のところ、俺の意見もヨシリンの意見もここに集約される。
国家というものを持ち出しさえすれば自分自身の自意識を底上げできる、という人間が随分増えたなと。
左右の意見がここまで合致するという事は、客観的事実と考えても良いだろう。
しかし、この小林よしのりが最近ネトウヨに苦言を呈するようになったと言う。
やはり真性右翼から見ても、いや、右翼だからこそネトウヨの痴態は見るに耐えないのだろう。
よくわかるよ。うむ。
右側の人から見ればそのイタさは二倍三倍にもなるという所であろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/5902626/
小林:昔はみんな若者は左翼だったんだけど、今は保守か、なんか”ネトウヨ”みたいな感じになっちゃって、 切り替わっちゃったかなという感覚はしますよ、「戦争論」以降。でも、今度はある意味、国家というものを持ち出しさえすれば自分自身の自意識を底上げできる、という人間が随分増えたなと。
自衛官のような”現場”を持たなくて、プロフェッショナルでもなくて、自分の全く未熟な”個”に対して、”国家”っていうものを出しさえすれば、人を”左翼”だとか”売国奴”とか色んな言葉で非難しつつ、自分だけは尊大に振る舞える。そういうことのために、国歌や日の丸がだんだん利用されてきている。そういう状況に対して、わし自身は嫌悪感を覚えることがあるので批判的になってしまう。
小林:そういうネトウヨ系のヤツは、強硬なことを言っときさえすれば保守なんだ、愛国者なんだ、と思ってるから、「原発推進だ!」とか簡単に言うけれども、だったらもう、お前たち経団連の思うままに操られるだけだよっていうことであって。左翼と一緒になって「原発反対!」って言ったほうが、世の中それこそすっかり変わるんじゃない?と思いますけどね。
しかも、君たち年収200万円以下の下層でしょ?っていう。それでいいわけ?と。自分が選んでるんだよそれをって。お前らもう30、40(代)になってるだろ、ほんとはよっていう。匿名でやってるけども若くはねんだぞっていう。結婚もできないっていうような身分に置かれてそれで満足してるわけ?って。
全然何に対して怒ってるのか全くわからない。自分の立場に対して満足してないって、そこをちゃんと怒れよって言いたくなるよね。
小林:長いこと君たちは階層の下におかれるんだよ、あんたたちどんどんオッサンになるよ、醜くなるよ、っていう話でね。デモなんかに出かけられないよ醜くって、ということになるよね。(以上、抜粋)
いや、まさに至言である。
左右の思想の云々はともかくとしても、右派の代表者・小林よしのりにして、このネトウヨたちに対する愛に溢れた諫言、同胞愛には涙を禁じえない。
ま、あまりにも耳に痛過ぎる諫言ゆえ、甘え放題の彼らには聞かれる事はないだろうとは思うが。
ネットを見回しても案の定というか何というか、年収200万円という部分に見当違いに反応し噛みつく哀れな輩ばかりである。もしかして図星ゆえにキレたのかもしれないが、それは搾取者である社会上層部・資本家に対してぶつけるべき怒りであり、小林よしのりに向けるのは筋違いも良いところであろう。
そして、ネトウヨが真の愛国者たり得ないその理由は。
ここで小林が言っている事と若干重なる事なのだが。
「日本に生まれた事を誇りに思う」などという間抜けた言葉の中にある。
そうなのだ。
本当に日本を愛するのならば。
右翼として日本をこれ以上なく素晴しく偉大な国と考えるのならば。
「日本という偉大な国に生まれた事を誇りに思う」ことなど、ある筈がないのだ。
「日本という偉大な国に生まれながら、自分の情けない様を本当に恥ずかしく思う」
「日本人が自分のような者と思われるのが恥ずかしく、自分が日本人だと言うときに日本という国に済まなく思う」
「日本という国に少しでもふさわしい人間になるべく、日々精進したい」
・・・と考えるのが真の愛国者(右翼から見て)である筈だ。
さて、そんな理想から現実の彼らに目を向けると、恥ずかしげもなく、ただ日本に生まれたというだけの理由で日本人である事を誇示し隣国を見下し、肉や脂や糖分たっぷりの西洋食を食いたいだけ食い、電気を使いたいだけ使って神国日本を穢す原発を賛美して売国奴である筈の経団連に付き従い、ネトウヨファッションに身を包み日本国旗を振り回すのがネトウヨ達であった・・・。
ま、日本が本当にそんなにスバラシイ国家なのかどうかは意見の分れるところではあるが。
いずれにせよ結局のところ、俺の意見もヨシリンの意見もここに集約される。
国家というものを持ち出しさえすれば自分自身の自意識を底上げできる、という人間が随分増えたなと。
左右の意見がここまで合致するという事は、客観的事実と考えても良いだろう。
私はむしろ、「先進国に生まれたこと、それ自体が罪ではないか」と思ってます(日本が先進国かどうかの議論は別として)。
アフリカ諸国から欧米諸国が搾取したレアメタルで作られた電子製品の恩恵を受け、
アフリカの人たちに十分なインフォームドコンセントもないまま開発中の新薬を投与し、そのデータをもとに欧米の製薬会社が創った医薬品の恩恵を受け、
アジアの途上国の労働力を搾取することで作られた服を着て、
さらには、
上記の問題をモチーフにした「ナイロビの蜂」や「ブラッド・ダイヤモンド」などの娯楽映画を鑑賞し、義憤を感じたつもりになり、「義憤を感じてる俺は正義の味方だ」などと勘違いして自己陶酔したりする、
そんな“先進国に生まれた者ならではの生活”を送ってる私は、途上国の人たちに対し、とてつもない罪を負っているような気がします(「途上国」という言葉、差別的で好きではありませんし、「先進国」の技術発展が本当に人類にとって理想的かどうかを考えると、その語をあてる妥当性にも疑問をいだいたりしてます)。