2012年11月28日

新型アテンザ試乗レポ
先週末友人3人でマツダディーラーに新型アテンザの試乗に赴いた。今回は友人の328iでまずマツダディーラーに乗り込みました。流石マツダディーラー、どこぞのヤナセとは接客が雲泥の差(笑)私達が328iで乗り込んで来たからかセールスも緊張気味だ(笑)さて巷でカッコイイ、速い等と持て囃されているお目当ての新型アテンザを早速拝見。セダンの2.2ディーゼルXDというグレードだ。ふむ、単刀直入に言う。要らない。外観の美しさは購入意欲に直結する。私の感性には響かなかった。まず各所にBMWからデザインを盗んだかのようなスタイリングは誠に遺憾だ。328iの友人も同じような思いを感じたようだ。マツダにしては外見の質感は高めだ。ピラー部分もピアノブラック調にしてあった。ヘッドライト、テールランプも以前のアテンザからは確かに飛躍的に向上はしていた。要らない、とは言ったが現在の国産Dセグメントの中では一番のスタイリングなのは確かだ。マツダのデザイン力は確かにある。過去のユーノス500、ユーノス800、初代センティアのデザインは確かに素晴らしかった。が、中身はお粗末過ぎたが(笑)そしてアテンザの車内に乗り込む。ふむ、マツダ車にしては頑張っているな…、というレベル。質感は確かに悪くないがBMWと比べるとやはり物足りない。まあBMWとマツダを比べるのは酷だろうが(笑)内装は私の好みではない。ステアリングのデザインなんかは特に気に入らない。そして革シートについてだがやはりまだまだだなと。BMWの外観をしっかりパクるならBMWのシートもパクろう(笑)まあ私自身国産車でまともなシートに出会えた事がないですが(笑)そしてエンジン始動。ふむ、まだBMWのディーゼルには敵わないが静粛性は良好だ。そして走り出す。SKYディーゼル、侮れないな…。マツダごときでこのエンジンを生み出すとは…。はっきり言います。このディーゼルはBMWに唯一追従出来るディーゼルエンジンである。このパワー、フィーリングは素晴らしい。メルセデスのディーゼルなんか比ではない。以前運転した並行輸入の2.7ディーゼルを運転したが失笑しました(笑)が、このアテンザはATが駄目だ。勿体ない。このATではこのエンジンの良さが全く活かされていない。サスペンションもBMWの味付けに酷似している。がまだまだ脚の追従性が甘い。ツーリングセダンとしては国産の中ではかなり高い。が、それもFFとしてだ。これがFRなら嫁にデミオを降ろさせて乗せたいくらいだ。その他の先進機能は…(笑)総評からすればこのアテンザはいい車だと言える。コストパフォーマンスは高い。メルセデスCクラスに500万出すなら400万以下のこのアテンザを奨める。一緒に行ったフーガ乗りの知人は気に入った様子で見積もりを取っていた(笑)確かに初代フーガの質感よりこのアテンザが上ですし、現行フーガのなんとも中途半端なお粗末な造りに500万出すならアテンザだろう。さて今週末はかのメルセデスからCLSシューティングブレイクなる車を試乗しに行きます。私から言わせればアテンザなんかよりこちらが本命。違った意味で心が躍ります。
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Posted at 2012/11/28 09:27:40

イイね!