現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年12月22日14時45分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

維新の要職、旧太陽系ほぼ独占 党運営に懸念の声も

 日本維新の会(石原慎太郎代表)の国会議員団の役員人事が21日固まった。平沼赳夫国会議員団代表と松野頼久幹事長は留任。片山虎之助参院議員が政調会長、藤井孝男衆院議員が選対委員長兼総務会長、国対委員長には小沢鋭仁元環境相が就任する。主要ポストのほとんどを、衆院選前に合流した旧太陽の党が占めた。25日の両院議員総会で正式に決定する。

 今回の選挙で当選した維新の衆院議員は計54人。党代表代行の橋下徹大阪市長が中心になって擁立した当選者が大半だが、旧太陽系の当選者は十数人とされる。だが、国会議員の人事では旧太陽系が主導権を握った。

 政調会長をめぐっては、旧維新側は桜内文城氏の続投を模索したが、旧太陽側が「経験がある」として、自民党参院幹事長や総務相を歴任した片山氏を推薦。桜内氏の選挙支援者が21日に公職選挙法違反容疑で逮捕されたことも影響し、片山氏の起用が決まった。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

関連特集

おすすめ

記録に映し出された東京本店の理不尽な要求。混乱する事故直後の数日間を徹底検証。

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

特に安全性が危惧される20本のトンネル。専門家が指摘する問題点とは。

佳境を迎えた選挙戦。だが既に政局は参院選に向けて蠢きだしている。

習氏の手腕と新体制の行方は。中国の専門家3人が今後の政策面、日中関係を分析する。

近世以前からの歴史資料をもとに、双方の見解の違い、論拠の疑問点をあぶりだす。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター