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政治
【衆院選】元祖脱原発、浸透せず 「差別化難しかった」社民、厳しい戦い
2012.12.17 02:34
社民党は前回と同じ7議席を最低目標に掲げ脱原発、格差是正、護憲の“元祖”として支持を訴えたが、12党乱立の中で有権者への浸透に苦慮する厳しい戦いとなった。福島瑞穂党首は16日夜の記者会見で「他の政党との差別化がしにくかった」と選挙戦を振り返った。
自民党などが掲げる憲法改正を「戦争ができる国にしてはならない」と批判し続けた。だが、政権交代に向けて民主、国民新両党と選挙協力できた前回と違い、今回は孤立無援の状態。福島氏は「手応えは感じていたが、それを議席に結び付けられなかった」と肩を落とした。
自身の責任については「みんなとよく議論するが、どんな立場であれ頑張らざるを得ない」と述べた。「党の顔になる存在は他にいない」(関係者)という人材不足も深刻だ。
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