公開日:2012.12.05
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
アミューズトラベル(株) | [東京] 旅行業 |
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営業停止へ / 負債総額 円
~主催旅行「万里の長城」で遭難死事故~
アミューズトラベル(株)(TSR企業コード:870356917、千代田区神田駿河台2-8、設立平成3年10月、資本金5000万円、板井克己社長、従業員45名)は「12月20日を最後に、営業を停止する方向。同日、従業員(役員を除く)は全員解雇の予定で、その後、社長以下役員3人は遺族への対応などを行う」(会社)としていることがわかった。当社主催ツアー客の日本人3人が11月、中国の万里の長城で死亡した事故が主因。
福岡市博多区で設立され、主に登山やトレッキングを目的とした旅行を企画していた第1種旅行業者。大阪、名古屋、福岡、仙台、広島に支社・支店・営業所を構えていた。各地の登山などに関する会の会員や、当社で冒険などのクラブをつくり顧客を拡大。平成20年3月期にはピークとなる年商約15億200万円をあげていた。
しかし、21年3月期は減収に転じていたうえ、同年7月に主催したツアーでは北海道の大雪山系トムラウシ山で8人が死亡。観光庁から51日間の業務停止命令などを受けた。22年3月期の年商は約12億円に減少し、その後の売上も軟調推移だったところ、24年11月には中国の万里の長城で当社主催ツアー客の日本人3人が死亡していた。
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