デスおはぎのブログ

主におしゃれについて語ります


テーマ:
全部フリーソフトなので誰でもできます。よかったら試してみてくださいな。



※試してみたい人へ。
DAW持ってない人はREAPERをDLしてインストールしてください。
【使用VST】
Classicシリーズ、Modernシリーズ、ReaPlugsシリーズの各VST、
Ambience(リバーブ)、Invisible Limiter(リミッター)、BuzMaxi3(マキシマイザー)、GBand(フィルター)、T-SLEDGE(いろいろ)



カバーについて。

本来、自分はカバーについて語る位置にはいないのでまぁ参考程度にw
ただオリジナル曲制作者としてひとつ言いたいのは、

ボカロ曲の作者・コラボメンバーが見るUTAU動画は殆どの場合、UTAUの有名曲でも神調教動画でもなく、自分の曲のUTAUカバーです。

オリジナル曲制作者の殆どの方は、歌ってみた同様カバーして貰えるのは嬉しいし興味を持つと思うので、できればオケを借りる場合は原曲に関わった人達を少しでも意識して頂けたらなぁなんて思ったりしますw
それで面白い、と思ったらその音源を使ってくれるボカロPさんもいるかもしれないですからねw



では本題へ。

まず楽曲として良く聴かせる為にはUTAUエディタでの調声よりDAW上でのミックスの方が大事です。
見ていて一番勿体無いと思うのが、「UTAUで吐き出したあとDAW上でボーカルトラックのエフェクト処理をしていない」ものと「音量レベルが低い・音質が劣化している」ものですね。

おま☆かせのみの調教+DAW上でエフェクトかけただけで神調教というコメが幾つもついてしまった、と困惑してたPさんを何人か知ってますがw
ということはUTAUユーザー全員がDAW上でのエフェクト処理を覚えれば、UTAUの評価自体が今とまるっきり変わるんじゃないかなーと思うんですね。
なのでこれは勿体ない!!非常に勿体ない!


というわけで自分は調教もミックスも苦手なのですが、一通りの手順を書いとくので真似したらある程度それっぽくなると思います!

1、Vo、ChoトラックにGBand(自分は~200、12000~くらいで切ってます)→Classicコンプ→ReaEQ(Modern EQのプリセットでも可)→Modernディエッサー→Modernエキサイター→Ambienceを指して各パラメーターいじる(分からなければプリセットでおk)

2、オケ(wavに変換しておく)と音量併せて2mix(マスタリング前の段階の2chオーディオデータのこと)のwavをつくる

3、2の2mixのwavにT-SLEDGE→Invisible Limiter(無くても可)→BuzMaxiで海苔波形にならない程度にマスタリング


各パラメーターはミックスの本やWEBを参考に!
まぁプリセットだけでも大分変わると思うので、最初はプリセットでもいいと思います。というか自分もプリセット厨なので今上げてる自分の曲は全部プリセットの設定でミックスしてたり…w
あとは他の方のustそのままとかおま☆かせオンリーじゃなく、エディタでも色々いじって味のある調声だったりすると見てる方は楽しいですw
オートメーションで音量を細かく調整するのも有効ですね。
Classicのコーラスやディレイ試してみたり色々加工するのも面白いと思います。

ではでは大雑把であまり参考にならなさそうですがこのへんでw



ちなみに以下のサイト、資料は超役に立ちますよー。

・エンジニアが教えるミックス・テクニック99
・エンジニア直伝!DAWミックス&マスタリング・テクニック
http://www.ceres.dti.ne.jp/~warnerg/SHOBI/TOSS/07/main.htm



※以下コメ欄転載
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何点か質問があります。

1)最初にGBandで200Hz以下を切るとありますが、男声と女声で周波数が変わるということはありますか。

2)ReaEQのプリセットは名前にVocalsとあるものから選べばいいと思うのですが、ModernEqualizerのプリセットではどれがおすすめですか。

3)Classicシリーズは今でも入手可能なのでしょうか。



1) 男女どちらの音源でも支障がない値を書きましたが、女性だと250~350まで切ります。あと500~700を落として10k~を持ち上げると抜けが良くなるっていうのは大体どの音源も同じだと思います。

2) 1で書いてしまいましたが、僕はReaEQでもりもり書いてます。プリセットを使う場合は、プリセットのある殆どのEQにはVo用のプリセットがあるので、それを選べばおkです。

3) http://www.acoustica.com/plugins/vst-directx.htm
こちらから入手可能なようです。

ミックスの各パラメータに関しては自分よりも詳しい方が説明してるサイトの方がわかりやすく的確だと思います。
それと、音源によって扱い方も変わってくるのであくまでも参考程度にして、自分の耳を頼るのが一番だと思います。
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2の「2mixのwavをつくる」の意味がわかりません。
マスタリングの前に一旦レンダリングするということでしょうか?
マスタートラックに直接リミッターやマキシマイザを挿していくのとは違うんでしょうか。
よろしくおねがいします。


一通りミックスを終えマスタリング前の段階で一度レンダリングしておくと後々便利なのです。特にオリジナル曲の場合なんかは。
例えばウタマス等でコンピCD作る、とかいう場合もマスタリングは一括でやるのが一般的なので提出するのも2mixのデータになりますからね。

あとwavに変換するのは情報量が多い方がエフェクトのかかりが良いからです。
ミックスに使うトラックは全てwavで行うことをお薦めしますー。
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