現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 科学
  3. 記事
2012年12月17日13時39分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

矢倉さんが文部科学大臣賞 高校生科学技術チャレンジ

【動画】JSEC2012表彰式で文部科学大臣賞など決まる

写真:文部科学大臣賞を受けた矢倉大夢さん=東京都江東区の日本科学未来館拡大文部科学大臣賞を受けた矢倉大夢さん=東京都江東区の日本科学未来館

写真:科学技術政策担当大臣賞を受けた長崎西高の村上大祐さん(手前)と田中千聡さん(左)拡大科学技術政策担当大臣賞を受けた長崎西高の村上大祐さん(手前)と田中千聡さん(左)

写真:科学技術振興機構賞を受けた大阪府立春日丘高定時制課程の野村悠祐さん(中央)、太田靖次郎さん(左から2番目)、藤丸祐樹さん=東京都江東区の日本科学未来館拡大科学技術振興機構賞を受けた大阪府立春日丘高定時制課程の野村悠祐さん(中央)、太田靖次郎さん(左から2番目)、藤丸祐樹さん=東京都江東区の日本科学未来館

写真:JSECに参加した生徒と審査員委員たち=東京都江東区の日本科学未来館拡大JSECに参加した生徒と審査員委員たち=東京都江東区の日本科学未来館

 【今直也、波多野陽、高山裕喜】世界レベルの科学者・技術者を目指す高校生のコンテスト「第10回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)の最終審査と表彰式が16日、東京都江東区の日本科学未来館であった。文部科学大臣賞には、「Androidにおける機械学習を用いた新たなマルウェア検知システム」で灘高(兵庫県)の矢倉大夢さん(1年)が選ばれた。

 科学技術政策担当大臣賞は長崎県立長崎西高の村上大祐さん(2年)と田中千聡さん(2年)が、科学技術振興機構賞は大阪府立春日丘高定時制課程の野村悠祐さん(1年)、太田靖次郎さん(2年)、藤丸祐樹さん(4年)が受賞した。

 特別協賛社賞の富士通賞には灘高の矢倉さん(重複受賞)、協賛社賞のアジレント・テクノロジー賞は埼玉県立松山高の伊藤汰一さん(2年)、安井雄太さん(2年)、高橋良さん、花王賞に兵庫県立三田祥雲館高の山田健太郎さん(3年)、藤原霧子さん(3年)、加藤由佳さん(3年)、JFEスチール賞に渋谷教育学園幕張高の北折暁さん(3年)、朝日新聞社賞に津山工業高専の橘智子さん(3年)が選ばれた。

 テレビ朝日特別奨励賞には山口県立山口高の赤崎剛さん(1年)、池田悠吾さん(3年)、縄田知也さん(3年)、花王特別奨励賞には、静岡理工科大静岡北高の伏見華奈さん(2年)、大上弘奈さん(同)、内野貴文さん(同)が選ばれた。

 会場では、第10回の開催を記念して、過去の大会の上位受賞者が参加するトークショーが行われた。5人が当時の研究内容や、日本代表としてインテル国際科学・技術フェア(ISEF)に出場したときのエピソードや、現在の活動を話した。

 第1回大会で文部科学大臣賞を受賞し、東京大学大学院で研究する早水悠登さんは「JSECをきっかけに、自分の考えを人に伝える技術の大事さを知ってもらいたい」と話した。

 また、第4回大会で文部科学大臣賞を受賞した結城明姫さんは「プロジェクトやビジネスの話はパーティーで進むことも多い。交流の場でいろんな人と話すことを心がけるといいかもしれない」と助言した。

 コーディネーターは、お茶の水女子大学大学院に所属する鈴木美慧さんが務めた。

 (朝日新聞、テレビ朝日主催、内閣府、文部科学省など後援、富士通特別協賛、アジレント・テクノロジー、花王、JFEスチール協賛、東レ協力)

PR情報
検索フォーム

おすすめ

「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。

“ブラックホールの常識”が、いまや常識でなくなってきている!?さまざまな誤解を解く一冊

ロケットと宇宙開発の歴史を写真とイラストでふりかえりながら、もう一度宇宙に思いをはせよう。

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

惑星や彗星、軌道決定の原理とは?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞デジタル天文部