松本龍顧問 力及ばず
支えていただいた皆さんに感謝
衆議院選挙
「解放新聞」(2012.12.24-2599)
衆議院選挙は、12月16日、投開票がおこなわれた。結果は、私たちが推薦した候補が奮闘したものの、多くが涙をのみ、自民党の圧勝となった。組織内候補である松本龍顧問も福岡小選挙区での民主党完敗という波にのまれ、力及ばず、解放の議席を守りきることができなかった。こうしたなかでこそ、部落差別に反対し、人間解放を求める私たちの運動の基本となる、人権・平和・環境・民主主義の旗をさらに高く掲げ続けよう。
厳しい選挙戦だった。民主党への逆風、いやそれ以上の「暴風雨」が吹き荒れた。
投開票当日の16日午後８時、開票を待たず、出口調査などで福岡１区では自民党候補の当確が出た。テレビではつぎつぎに各地の自民党候補に当確が打たれる。
こうしたなか、午後９時20分、松本龍顧問が選挙事務所にあらわれた。
「熱い思いで支えていただいた皆さんに感謝したい」「私自身の力不足。申し訳ない」と敗北を認め、「皆さんの支援を忘れずに生きていきたい」と悔しさをにじませながら静かに語り、支援者と固い握手を交わした。
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