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2012年12月22日4時7分

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ブルガリア相撲協会長に終身刑 暗殺集団率い殺害教唆

 【喜田尚】ブルガリア北東部シューメンの地方裁判所は20日、殺人などの罪に問われたペタル・ストヤノフ同国相撲協会会長(36)ら3人の被告に対し終身刑を言い渡した。ストヤノフ被告らは起訴内容を否定している。

 ストヤノフ被告は暗殺集団を率いて、2008年、09年に起きた実業家らの殺害を教唆したとされたほか、放火や違法金融などにも問われていた。裁判所は、同じ犯罪集団に加わっていたとされるほかの3人にも4〜17年の判決を言い渡した。

 ストヤノフ被告は現役選手時代、世界選手権で数回メダルを獲得したブルガリア相撲界の重鎮で、09年に相撲協会長に就任した。同国出身の琴欧洲関とも旧知の間柄で、交友関係は政界にも広がっていた。10年に最初に逮捕されて以来、一貫して容疑を否定してきた。

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