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'12/12/24

第2音戸大橋に歩道橋設置へ




 広島県と呉市は、来年3月開通する第2音戸大橋(音戸町―警固屋、492メートル)の音戸町側に歩道橋を設置する。道路の両側でイベント機能も備えるスペースの整備が進んでおり、歩道橋で結ぶ計画だ。音戸大橋や第2大橋と同じ赤色のアーチ型。市は「第3音戸大橋」として観光効果を期待する。

 長さ14メートル、幅2メートル、高さ5メートル。片側の階段は大橋をイメージしたらせん型にする。車いすの利用者も使いやすいよう両側にスロープも設置する。

 スペースは強風で橋を閉鎖した際に引き返す車の転回場だが、県市はコミュニティー広場としても使えるようにする。北側は約2070平方メートル、南側は約1170平方メートル。それぞれに駐車場を確保し、北側にはトイレも設ける。

 両スペースや第2大橋の歩道からの眺めは素晴らしく、市は展望スポットとして観光客の利用も見込めると考えている。広場の整備を含めた市の関連事業費は約1億800万円。

 歩道橋は来年度半ばに完成する予定だ。

【写真説明】広島県と呉市が設置する歩道橋の完成予想図




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