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双葉町避難の理髪師が「双葉理容」開業、食費の有料化で決断

東日本大震災の「最後の避難所」埼玉県加須市の旧騎西高校近くで理容店を再開した大井川さん

 東日本大震災から1年9か月。福島第1原発がある福島・双葉町が役場機能を移した埼玉県加須市の旧県立騎西高校は、現在ただ一つ残る被災者の避難所だ。当初は町民1350人を受け入れ、今でも155人が暮らしている。その多くは75歳以上の後期高齢者。1日3食の弁当は9月から有料化され、出入りする弁当業者も年末年始は休業することが決まった。正月の“食糧難”への行政の対応の悪さに、住民やボランティアスタッフからは不満の声が高まっている。

 旧騎西高校での避難生活が続く理髪師の大井川繁光さん(74)は今月9日、双葉町で営んでいた「双葉理容」を避難所の近くの支援サロンの一角に再オープンした。

 開業してわずか2週間だが、顔なじみの被災者はもちろん、地域の人や東京に避難している懐かしい知人まで散髪に来る。おつりを受け取らないで帰る人もいるという。大井川さんは「我々の商売は(軌道に乗るまで)10年はかかるのに…。こんなにお客さんに来てもらえると思わなかった」としみじみ話した。

 双葉町では母の代から約90年続く家族経営の老舗の理髪店。避難所での再営業を思い立ったきっかけの一つは食費の有料化だった。息子2人も理髪師として活躍しているが、17歳の孫が理容学校に入学することになり「年金だけじゃやっていけない。少しは仕送りさぁしてやらにゃあ」と踏み切った。

 はさみやブラシ、ドライヤーなどは福島・埼玉両県の理容組合から寄付を受け、理容用のイスは5万円の中古品を仕入れた。店内のレイアウトはボランティアによる手作りだ。

(2012年12月23日06時02分  スポーツ報知)

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