(画像:oddity centralより)
「賑やかなのが好きな人だったから、静かなあの世ではきっと退屈していることだろう」という風に故人を偲ぶことがあるが、そんな人に最適な棺がスウェーデンで発売されている。
スウェーデンの首都ストックホルムにある会社ポウズ社が販売しているのは、
高性能サウンドシステムを搭載した棺カタコンボ・サウンドシステムだ。
“高性能”というだけのことはあり、棺には、二方向スピーカー、ツイーター(高音用スピーカー)、アンプ、サブウーファーが搭載され、音楽にあまり興味がない筆者は、手にしたことがないようなサウンドシステムだ。
欧米では土葬が一般的だが、賑やか・音楽好きだった故人が、地中に埋められた後もなお、音楽を楽しみ、賑やかな環境の中にいられる、という優れものだ。
さらに、「いくら死人といえども、リピートで同じ曲ばかり聞いていたのでは飽きてしまう」ということで、
ポーズ社は、地中の棺へ音楽を届ける為の、専用の墓石まで用意した。
墓石は4Gを利用してインターネット音楽配信サイト『Spotify(スポーティファイ)』に接続し、故人に代わって、家族や友人が音楽をアップロードすることが可能だ。
これなら、「寂しい思いをしていないだろうか」と故人を心配しなくてすむ(だろう)。
気になるお値段は、23,500ユーロ(約270万円)。だが、おそらくこれは、棺のみの値段だと思われるので、墓石とセットで購入する場合は、もっと値段は上がる。
ただ一点気になるのが、騒音問題は大丈夫なのかということだ。
一般的に、欧米で棺を埋める時は、6フィート(約1.8m)地中に埋めると言われているが、それだけ深いところでなら、地上へ音は漏れてこないのだろうか?
地上だけでなく地中の騒音問題も気になる。死んでもなお、隣の棺の中の人と、騒音問題で揉めるのは避けたいところだ。
【記事:りょーこ】
参照元:
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