毎日情報を得るためにテレビやラジオを以前よりは見聞きしている。しかしテレビを5分も見れば、気分が不安手になる。なぜならば、世は安泰気分になるからである。実は私の心理は複雑なのです。安定や安全を求める私はいる。テレビやラジオの情報を信じたい私がいるのです。一方最近の週刊誌は評価できる。週刊誌を読むと事実に近い情報を流してもらえてるという安心を得る。今日も「週刊現代」を買って読みました。原発特集の中で浜岡原発を取上げていた。また小さな記事ながら<木下黄太さん>を取上げた文章があった。それを読んで不満が残った。私は木下黄太さんのことを直接はなにも知らない。しかし以前「日刊ゲンダイ」で読んだ記事で彼の生き方を評価した。だから私のブログで取上げている。今日の「週刊現代」の記事よりは「日刊ゲンダイ」の方が正しく伝えてる気がするので、遅まきながらその記事を紹介したいです。

「日刊ゲンダイ」3月28日記事より

日テレ報道局デスクが逃げた!?

原発取材に抗議

 米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る「レベル6」に相当することが分かった福島第1原発事故。被曝を恐れる外資系企業や大使館は関西、九州に一時避難しているが、テレビの報道現場でも混乱を極めている。それが明るみになったのが日本テレビ。最前線で原発取材にあたっていた報道社会部の統括デスクがトンズラし、社内で大問題になっているという。
「出社拒否しているのはKというデスク。06年のライブドア事件当時、粘っこい取材で有名になった人物です。最近はミャンマーで反政府デモを取材中に殺害されたジャーナリストの長井健司氏のビデオを取り返す運動を展開しています」(時事通信)
 日テレ報道局では、被曝を恐れて東京から”自主避難”した社員が他にも何人かいるという。ただ、K氏の場合はちょっと事情が違うらしい。

処分覚悟の出社拒否

「彼は99年の東海村JCO臨界事故を取材し、自ら被曝経験もある。社内では原発問題に精通していることで知られていて、局上層部に『若い記者や子供のいる記者に現地を取材させるのはやめるべき』と主張したのです。が、これが聞き入れなかった。そこで処分覚悟の職場放棄で抗議すると決めたのです」(ある社員)
 統括デスクのK氏が抜けた日テレ報道局の現場は大混乱している。他部署のベテランや社会部長がデスクを担当。手分けして作業しているという。
 一方のK氏は<妊婦、乳幼児、小学生、妊婦可能な女性だけでも福島原発の100キロ圏内から退避させるべき><チェルノブイリ以外に、これだけ広範囲に放射能汚染がおこったケースは一度もありません>とブログで呼びかけている。
 年収1500万円以上の高級取りがサラリーマン人生を棒に振る覚悟で情報発信したのだ。一応、説得力はある。

 という「日刊ゲンダイ」の記事を私は読んでK氏のブログを探し辿り着いたのでした。なかなか根性あるジャーナリストと思い応援してます。

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