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【芸能・社会】

貴城けい 宝塚式“自分磨き”のすゝめ 来年はムコ見つけます

2012年12月23日 紙面から

来年への意気込みをみせる貴城けい=東京都内で(石井裕之撮影)

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 女優貴城けい(38)の初著書「宝塚式『ブスの25箇条』に学ぶ『美人』養成講座」(講談社+α文庫)が、企業や学校関係者などから注目を集めている。4月に休養から復帰。24、25日には朗読劇「クリスマス・キャロル」(新宿明治安田生命ホール)に出演する。来年の目標には「ムコを見つける」とキッパリ!?宣言。4月には久々のミュージカル出演も控え、公私ともに目の離せない活躍をみせてくれそうだ。

 「ブスの25箇条−」は宝塚歌劇団のある場所に貼り出されていた教えをもとに、トップスターに上りつめた貴城自身の体験なども交えながら“自分磨き”の方法を説いている。2008年に単行本として刊行。今年5月に文庫化された。“こんなことをしたらブスになる”という項目が列挙され、厳しさで知られる宝塚の教育が社会勉強に役立つことから、企業研修や学校教育の場で活用されているという。

 今年は朗読劇という新たなジャンルにも挑戦した。来年4月開幕の「ドリーム レディース」で、封印していたミュージカルも解禁。14年に100周年を迎える宝塚のOGたちによるアニバーサリー公演だ。

 休養明けの今年を「楽しい事より苦しい事の方が多かった」と振り返る。「踏ん張れたのはファンの方々がいたから。身内のように本当に心配してくれた」。最近は「女優らしくなってきた」と声をかけられることも増えたという。そろそろ恋の話も浮上しそうだ。

 「先日、テレビ番組で天海祐希さんが結婚について『とっくの昔に考えることすらやめました』とコメントしたと聞いて、カッコイイなって。でも私はあきらめてないです!!」。 (関龍市朗)

◆宙組男役トップスターから女優へ

 貴城けい(たかしろ・けい) 1974(昭和49)年5月22日生まれ。東京都出身。92年に宝塚歌劇団に入団。06年に宙(そら)組の男役トップスターに昇格。07年2月12日に宝塚を退団。10年のドラマ「天使の代理人」(フジテレビ系)で初主演。

 

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