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安倍氏は被災地に足運び、しっかり見よ 平野復興相が注文

 「安倍(晋三)総裁は復興庁が何をやってるか、現地のこともよく分かっていない」。平野達男復興相(参院岩手選挙区)は18日の閣議後会見で、次期政権を担う自民党に厳しく注文を付けた。
 選挙戦で安倍総裁が繰り広げた復興庁への批判に「復興庁をどうこう言ってる程度では、とても復興はやれない」などと反論した。
 平野氏は「総理大臣になったら被災地に足を運び、しっかり見てほしい。まずは状況を認識することからだ」と強調し、「課題などお願いすべきところは引き継ぎ、次の態勢につなげる」との考えを示した。
 衆院選では復興副大臣と担当政務官の計3人が選挙区で敗れ、2人は比例代表でも復活当選を逃した。民主党大敗を平野氏は「がくぜんとする思いだ。マニフェストや分裂によって党への信頼を損なってしまった」と分析し、「結果を真摯(しんし)に受け止めなくてはならない」と述べた。


2012年12月19日水曜日


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