この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。
内容 (What's Covered)
A-4. スタートアップ項目とサービスを無効にして Acrobat を起動
C-1. USB/Firewire のトラブルシューティング
この文書は、Windows XP で Adobe Acrobat 9 Pro Extended、Pro および Standard を使用する際に発生するシステムエラーまたはフリーズの対処方法について説明します。システムエラーやフリーズなどの問題は、例えば以下のようにさまざまな形で現れます。
- ダイアログボックスが空白で表示される、またはちらつく
- カーソルまたは画面のフリーズ
- ブルースクリーン
- 予期しない再起動
- 以下のようなエラー
- 「A STOP error (停止エラー)」
- 「Fatal System Error. (致命的なシステムエラー)」
- 「Application Error. (アプリケーションエラー)」
- 「Acrobat caused a General Protection Fault in module [filename]. (Acrobat はモジュール<ファイル名>で一般保護違反を起こしました」
- 「Acrobat caused an Invalid Page Fault in module [filename]. (Acrobat はモジュール<ファイル名>で無効なページ違反を起こしました)
- 「Acrobat has encountered a problem and needs to close. (Acrobat で問題が発生したため、終了します)」
- 「The instruction at '[memory address]' referenced memory at '[memory address]'. The memory could not be 'read'. ('<メモリアドレス>' の命令が '<メモリアドレス>' のメモリを参照しました。メモリは 'read' になることはありませんでした。)」
- 「[filename] has generated errors and will be closed by Windows. (<ファイル名>によってエラーが発生したため、Windows によって閉じられます。)」
システムエラーは、デバイスドライバ、ソフトウェア、ハードウェア、特定のファイル内の不正なエレメントやそれら相互のコンフリクトなど、さまざまな要因で起こる可能性があります。Acrobat で作業しているときにだけシステムエラーが起こる場合もありますが、必ずしも Acrobat が原因とは限りません。Acrobat は多くのメモリやプロセッサパワーを消費するため、潜在的なシステムの問題が現れただけかもしれません。
この文書を最大限に活用するために、記載の作業を順序どおりに行ってください。行った作業とその結果を、エラーやその他のトラブルも含めて記録します。トラブルの状況や操作過程に関する詳しい情報があれば、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際に、より適切なサポートを提供できます。
このセクションの作業は、最も一般的なシステムエラーの解決に役立ちます。これらの作業を実行する前に、作成した PDF ファイルなどすべての個人用ファイルのバックアップを作成してください。また、システムエラーが発生した場合は、必ずコンピュータを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動せずに作業を続行すると、問題が複雑になることがあります。
注意 : 一部の作業では隠しファイルやフォルダを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイルを特定する必要があります。Windows の初期設定では隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子は非表示になっています。
Windows エクスプローラで隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子を表示するには、以下の操作を行います。