鈴木明子がＳＰ首位　浅田は２位発進＝全日本フィギュア

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鈴木明子がＳＰ首位発進＝２２日、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ【坂本清】

鈴木明子がＳＰ首位　浅田は２位発進＝全日本フィギュア

　フィギュアスケートの全日本選手権が２２日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた。女子ショートプログラムでは、鈴木明子（邦和スポーツランド）が６５．０９点でトップに立った。ＧＰファイナル優勝の浅田真央（中京大）は６２．８１点で２位、３位には全日本ジュニアを制した宮原知子（関大中・高スケート部）が入った。

　鈴木が２位浅田に２．２８点差で首位発進した。演技前の６分間練習で「１度も跳ベなかった」と話す３回転−３回転のコンビネーションは、２つ目を２回転に抑えた。しかし、その後の３回転ルッツ、ダブルアクセルはしっかり着氷。全体トップでフリーに向かう。

　浅田は２位でスタート。注目されていた冒頭のアクセルジャンプは、トリプルではなくダブルで着氷。成功回数がまだ少ないこともあり、佐藤信夫コーチからストップがかかった。また後半のトリプルループがシングルになるミスがあったものの「ミスの原因は分かっているので、フリーにつなげられると思います」と話すなど、不安はない様子。翌２３日のフリーで、逆転優勝を目指す。