2007年8月31日に初版が発売された、ボーカロイド「初音ミク」が、ついに今年5周年を迎えました。これを記念し、ベストアルバムや、3939台限定の初音ミク生誕5周年モデルウォークマンの発売、各種イベント、ファミリーマートとのタイアップなどが行われ、2012年も「初音ミク」の話題が尽きることのない年になりました。まだまだ底知れぬ可能性を秘めたミクさんに、これからも注目です！

7月20日、日本テレビの金曜ロードSHOW！にて「サマーウォーズ」が放映されていた21時から22時54分の間に、日本国内で780万件以上のツイートが投稿されました。ツイートのピークは、作品のクライマックスである22時50分頃で、放送中の５分間あたりの平均ツイート数は34.1万件となっております。掲示板やツイッターなど、インターネットでコミュニケーションを取りながらのアニメ観賞という文化が、定着してきているようですね。

今年は、「ちびまる子ちゃん」のさくら友蔵や「ワンピース」のミホーク、さらには洋画の吹き替えなど、幅広い活躍をしていた日本声優界の重鎮、青野武さんが逝去されました。また、「サザエさん」の波野ノリスケや、同じく洋画の吹き替え等で活躍していた荒川太朗さんも逝去されており、多くのファンがその死を悼みました。

「ロウきゅーぶ！」、「ギルティクラウン」、「Fate/Zero」、「モーレツ宇宙海賊」など、多くの人気アニメが次々とソーシャルゲームに登場しました。スマートフォンがますます普及し、世の中でソーシャルゲームが勢いを増す中、アニメの世界にもその勢いは波及し、ファンの楽しみは更に広がっています。 また、人気アニメ作品を多数扱っているスマートフォンアプリ「嫁コレ」も、160キャラクターを突破し、その勢いを増しています。

4月19日、お台場の商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」がオープンし、実物大ガンダムが再びお台場の大地に立ちました。プラザ内には、ガンダム作品を体験できる「ガンダムフロント東京」もあり、ファンにとってはまさに聖地といえます。さらに、2013年1月14日までの期間限定で、iPhone専用アプリケーション『ガンダムエリアウォーズ』のARカメラを用いて、ガンダムの横にシャア専用ザクを出現させられるイベントも現在実施しています。

3月20日～6月17日に東京で、そして11月24日から2013年2月17日までは大阪で、冒険パノラマシアターやコミックスギャラリーなど、見どころ満載の「ONEPIECE展」が開催。東京での開催ですでに50万人超の来場者記録を打ち立て、改めてその人気を見せつけました。また、映画「ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット」も絶賛公開中で、ワンピース熱はまだまだ留まるところを知りませんね。

かつて、日本中を席巻した伝説のアニメ「聖闘士星矢」が、「聖闘士星矢Ω」としてオリジナルストーリーで復活しました。こちらは「聖闘士星矢」から後の世代の活躍を描くストーリーとなっており、前作のファンにも、初めて「聖闘士星矢」を体験する世代にも楽しめる内容となっています。世代を超えて愛される作品が、これからもたくさん生まれるといいですね。