建山　レンジャーズ残留　キャンプ招待付きマイナー契約

　【アーリントン（米テキサス州）大城和美】レンジャーズは２０日、同球団からＦＡになっていた建山義紀投手（３６）とマイナー契約を結ぶことで合意したと発表した。来年２月のキャンプに招待選手として参加する。建山は自身のツイッターで「メジャーでプレーできるかはキャンプ次第かな！」とつづった。

　チームは主砲ハミルトンがＦＡでエンゼルスに移籍するなど打線のテコ入れが必要だが、実は救援陣の補強も急務。レッドソックス入りした上原浩治投手ら３人の救援投手が他球団に流出し、オガンドも先発に転向する見通し。建山は１０月の時点でレンジャーズとの来季のオプションが破棄され、ＦＡとなっていたが、今月５日にダニエルズＧＭが再契約する意向をほのめかしていた。

　建山は２０１０年オフに日本ハムから海外ＦＡ権を行使してレンジャーズ入り。２年目の今季は１４試合に登板して１勝０敗、防御率９・００だった。２年間の大リーグ通算は５３試合で３勝０敗１セーブ、防御率５・７５。２６日に３７歳の誕生日を迎える。