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福島・南相馬 2年ぶりの初詣前に清掃
12月22日 12時54分

福島・南相馬 2年ぶりの初詣前に清掃
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ことし4月に原発事故による警戒区域が解除された福島県南相馬市の神社では、2年ぶりとなる初詣を前に、ボランティアが境内の清掃を始めました。

福島県南相馬市小高区にある「相馬小高神社」はことし4月、原発事故による警戒区域が解除されたことに伴って、2年ぶりに初詣ができるようになりました。
神社では22日、市民をはじめ首都圏などからおよそ50人のボランティアが集まり、神社の本殿や鳥居の周辺の雑草を刈ったり、落ち葉を集めたりして境内の清掃を始めました。
南相馬市南部の小高区では、警戒区域の解除に伴い、ほとんどの地域で日中、住民の立ち入りが認められましたが、今も1万2000人余りが避難生活を続けています。神社には原発事故の前、例年3万から4万人が初詣に訪れていたということで、24日までの清掃作業には、のべ150人のボランティアが参加する予定です。
「南相馬市ボランティア活動センター」の松本光雄センター長は「2年ぶりの初詣客を迎えられることは復興のシンボルになると思う。真心を込めて作業したい」と話していました。

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