2012-12-17 20:46:47

千葉4区(船橋)選挙結果に関する雑感

テーマ:国政に関して
野田よしひこ氏の強さだけが印象に残る結果でした。

私はもう少し藤田みきお氏が善戦するかと思ったけどそれほどではありませんでした。

選挙期間中のメディアの報道(雰囲気)では、三宅雪子氏が猛追していて恐怖を感じた野田氏は比例復活も考えなければいけないほどだった、とか。議会内で話をしていても「三宅氏けっこういいんじゃない」的な感じでした。

確かにメディアの露出は多かったし駅頭で人だかりを作ってはいたし市議団がけっこうがっちり手伝っていたし。雰囲気は良かったかもしれない。

でも私は、三宅氏は間違いなく大差で負けるだろうと思っていました。それは、個人の資質というか人間的な魅力で野田氏はもちろん藤田氏にも共産党の斉藤かずこ氏にもはるかに及ばないからです。

4氏とも直接お会いして話したことはありますが、野田氏はTVと全く同じで実直で丁寧で本当の紳士だと思います。藤田氏はかなり体育会系な感じの明るい方だし、斉藤氏も明るくはきはきとした普通の近所のおばちゃんという感じです。3氏に共通しているのは、話すときに必ず相手の目を見る事と握手の時に必ず力を入れて握る事、といっても普通の事ですが・・・。

三宅氏はその2つがどちらもできていませんでした。

公示後にみんなの党控室に三宅氏が挨拶に来てくださいました。控室に入り自己紹介を受け握手をして出ていくまで5分間ほどですが、出て行った後みんなの党の薮内代表といそべ議員に対して私が、「無いですね」というと二人とも「無いなあ」「無いです」と全くの一致。

選挙が終わったから外にも言いますが、あの日三宅氏が控室に来る30分ほど前みんなの党市議団として未来の党を応援する可能性を検討していました。

というのも、千葉4区にみんなの党は候補を出さないのですごくつまらないのです。だからなんかしたいなあ、と私はずっと思っていました。その話を薮内さんといそべさんと話していましたが、「民主はないよね、消費税増税も原発推進も全く違うしそれは自民も一緒。でも未来はTPPだけ違うけど消費税と原発は同じだから未来かね?」と、あくまでも政策が近いのはどこか?と話し合っていました。もちろんそこですぐに結論を出さずに、党本部に相談してみよう、というところで話は終わっていたのですが、三宅氏が来たのはその30分後。

もしかしたらこれは未来の三宅氏を応援しろとの神の啓示か、とも思いましたが、挨拶を受けて「無いよね」。

これは私たちに対してだけではなく、駅で近寄り応援する人や握手を求める人に対しても同じで、全く熱を感じられない。通常選挙では、握手の数が票になると言いますがそうなっていたのかな?

今回の選挙での野田氏と三宅氏の差は、新人議員の私にとって次の選挙のための素晴らしい教材となりました。

中原しんすけ




コメント

[コメントをする]

コメント投稿

コメントは管理者により確認されています。
掲載されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

一緒にプレゼントも贈ろう!