東京都調布市の市立富士見台小学校で20日、小学5年の女子児童(11)が、給食を食べた後に体調不良を訴え、搬送先の病院で死亡していたことが21日、警視庁調布署などへの取材で分かった。
女子児童は乳製品などのアレルギーがあったといい、同署は給食に出された食品が原因の疑いがあるとみて、詳しい経緯を調べている。
同署によると、女子児童は20日午後1時20分ごろ、「気持ちが悪い」と訴えて救急搬送され、約3時間後にアナフィラキシーショックで死亡した。
調布市教育委員会によると、同日の給食には粉チーズが練り込まれたチヂミがあったが、女子児童にはチーズを抜いて出されたという。