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野田首相 最後のブログは…12月21日 20時7分
野田総理大臣は、みずからのインターネットのブログの最終号で、政権運営を振り返り、「『動かない政治』を動かすために全力を挙げてきた」としたうえで、社会保障と税の一体改革をやり抜き、衆議院の定数削減は来年の通常国会で必ず実現してほしいと来週発足する安倍政権に注文をつけました。
この中で野田総理大臣は、野田内閣が発足した去年9月からの政権運営を振り返り、「山あり谷ありで、平坦な道のりではなかったが、国論を二分する難しい課題があっても、将来世代のために決断を下し、『動かない政治』を動かすために全力を挙げてきた」として、震災復興や社会保障と税の一体改革などを進めてきた実績を強調しました。
そのうえで、野田総理大臣は「次の政権でも、内外の諸課題を少しでも進めてほしいというのが、私の切なる願いだ。とりわけ社会保障と税の一体改革は、『国民会議』での議論を踏まえながら最後までやり抜いてほしい。そして衆議院の定数削減は、党首討論で国民の前で誓いを立てたものであり、次期通常国会で必ず実現してほしい」として、来週発足する安倍政権に注文をつけました。
そして、野田総理大臣は「これまでご支援いただいてきた皆さま一人一人に、万感の思いを込めて、感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」と結んでいます。
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