今日の沖縄タイムスに、国場幸之助先生陣営の話として「下地は大臣と引き換えに毒まんじゅうを食べた」などという記事が載っておりました。
私は、これは非常に下品な話であり、一国の大臣になることをそういう表現をすること自体、政治家の事務所の人間としてどうなのかと思います。
また、米軍基地問題において厳しい指摘を受けるならわかりますが、政治家として信念をもって行った判断で、オスプレイの強行配備はするべきではないということと、辺野古移設は断念すべきだということは変わっておらず、沖縄の基地負担の軽減を前進させるために大臣を引き受けたことに、毒まんじゅうという表現をすることは品格を疑います。
上原康助先生から19年、今の政治状況の中で、沖縄から大臣が出るというのは簡単なことではありません。
大臣という職は国を背負う職であり、様々な勉強をし、国家に大きな影響を与えるから大臣であり、だからこそ大臣を夢見、その先の総理大臣を夢見てがんばるのが政治家であります。
基地問題だけで毒まんじゅうという言葉を当てはめることが適当なのでしょうか。
私は、選挙は負けたにしても、大臣を引き受けたことは間違っていないと思っているし、基地問題を全国に発信しようと努力を続けたことはよかったと思っています。
思うことはそれぞれの自由ですが、今回の毒まんじゅうという表現だけは、私を否定するだけでなく、大臣職全員を否定するものであり、大臣として沖縄問題を解決しようとする思いを完全に否定するものであり、一面的な面だけでみるということは政治家の事務所の人間としていかがなものかと思います。
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