「“諦めかけていた夢”、”もう一度挑戦したい夢”、”誰にも言えなかった夢”、そして、”心の奥底で眠っている夢”を呼び起こし、それぞれの山（夢）に向かって行く人達のための心の支えを、エベレストという極限の世界から伝えたい。」その想いから今回、リアルドキュメンタリー映画「エベレスト・ライジング」の製作に挑戦します。

デスゾーン（死の地帯）と呼ばれる標高７５００m以上の世界をカメラ片手に撮影。また、特殊なラジコンヘリ3機による空撮、そして、世界と繋がるインターネット生中継と、今まで誰も見たこともないエベレストへの挑戦を伝えます。この映画は、子供達への夢教育として学校等での無料上映を目的としています。

私はこれまで、学校で自分の夢が否定され続けたことに違和感を持っていました。本当は挑戦したいことがあっても「それはできないよ」「無理だよ」と言われ続けてきました。大学に入ってからもその状況は変わらず、見えない流れと壁に逆らうかのように自然と山に向かって行きました。しかし今、自分が選んだその道は、成功しても失敗しても、挑戦して良かったと実感しています。
現在、多くの学校で講演を行うと、その見えない流れと壁を改めて感じます。私自身が否定され、疑問を持ち続けていた心の葛藤と同じものを、おそらく多くの子供達や大人達も抱えているのだと感じました。その壁と流れを突き抜けて変える為の「勇気」になりたいと思います。夢とは、“叶う、叶わない”、“大きい、小さい”は関係なく、人が生きていくための自信とそして自分そのものだと思います。

この映画「エベレスト・ライジング」に賛同して頂けるサポーターを募集しております。

本映画は２０１３年の夏から全国の学校での無料上映を目指し、多くの子供達に「夢に挑戦するカッコイイ大人の姿」を伝えることを目的としています。登頂へのチャレンジというカッコイイ部分だけではなく、都内の企業回りから、夢を実現するための困難など様々な障壁にも立ち向かうことも含めてリアルに伝えてゆくことで、まさに夢が実現していく過程を共有するための映画になればと考えています。

しかし、映画製作という新たな挑戦を行うことは、これまで行ってきたヒマラヤ遠征費、生中継費用以外にも多くの資金を必要とします。映画用の特殊撮影機材、空撮用のラジコンヘリ、映画の編集・音響・都内撮影など、これまで以上の新たな資金を集めなければならない大きな山があります。この映画を完成させるためには、最低でも１億３０００万円が必要とされます。現状９４５０万円までは何とか集めることができましたが、しかし残り３５５０万円がまだ足りていない状況です。

現在、秋季のエベレスト西稜の登山が始まり、エベレストの撮影と登山はスタートさせましたが、帰国後も残りの資金を集めるという“地上の山登り”が待っています。

今回、一緒にこの映画を応援してくれるサポーターを募集しております。日本の子供達に、”No limitの精神“を伝えられることを目指したいと思います。
僕は最後までやりきります。なにとぞ応援宜しくお願い致します。