衆院選当選の維新・上西 小百合氏陣営の男、公選法違反容疑で逮捕
先の衆議院議員選挙で、比例近畿ブロックで当選した日本維新の会の上西 小百合さんの陣営の男が、運動員に報酬を渡した疑いで逮捕された。
日本維新の会公認で大阪7区から立候補し、比例近畿ブロックで当選した上西 小百合さんの陣営の運動員・佐藤徳二容疑者(41)は、関東在住の男性3人に、選挙運動の報酬として、およそ20万円ずつを支払った、公職選挙法違反の疑いが持たれている。
佐藤容疑者は容疑を認めていて、警察は、報酬の出どころや、上西さん本人の関わりの有無を調べている。
一方、当選者の陣営で選挙違反があったことについて、日本維新の会の橋下代表代行は「今回の運動員の逮捕、それから容疑事実、これがきちんと事実であれば、少なくとも党内処分はきちっとやる」と述べ、松井幹事長は「候補本人が、どれだけ関与してたか。候補者本人に(連座制が)適用される、本人が知ってた、そういうことになれば、即除名です」と述べた。
日本維新の会は、上西さんから事情を聴いたうえで、何らかの処分を下す方針で、場合によっては、除名や議員辞職勧告もありうるという。