iPhoneやiPadを長く使っていると、iTunesで同期使用としたときに日増しに“その他”の容量が増して来ることがよくあります。その他の容量に圧迫されることで使用可能容量が減るのはもちろん、操作がカクカクしだしたり、処理速度が遅くなったり、アプリが使用途中で落ちてしまったりする症状も報告されています。

その他の容量の増大を解消する方法として、予めバックアップを取っておき、デバイスを復元、再度バックアップデータを入れ直すという方法がよく知られています。

でも、面倒だし慣れた作業ではないので、できれば上記方法で対処したくない人がほとんどだと思います。特に脱獄されている方はiOSのバージョンがアップグレードしてしまったり(後でダウングレードする方法もありますが)、再度脱獄し直さなければならなくなったりとかなり面倒くさい作業です。

そこで、復元なしで手軽にその他の容量をなくす方法をお教えします。
私の使っているiPhoneは脱獄しており、その他の容量は3GBを超えていましたが、この今から紹介する方法だけで画像のように0.23GBにまで減少しました!(解消前のその他の容量はスクショし忘れました・・・><)
03


では、その他の容量の解消手順をご紹介します。

1.パソコンでiTunesを起動させ、デバイス(iPhone・iPadなど)をパソコンに繋ぎます。(ここまではいつも通りの同期手順です)

2.
次にパソコンにデバイスを繋げたまま、ホームボタンと電源ボタンをデバイスが再起動するまで同時に押し続けます。(強制再起動です)

3.
以上で、その他の容量は解消しているはずです。
もし変化がないようでしたらiTunesを完全終了させ、デバイスをパソコンから離して、再度iTunesを起動させてパソコンにデバイスを繋げ、その他の容量を確認してみて下さい。

恐らくですが、iTunesで表示されるその他の容量の増大は計算ミスによるものが多いと思います。今回のこの解消法は、iTunesに再度その他の容量を計算させて値を修正させているようです。

その他の容量は、通常は、アプリ内のデータであったり、削除したアプリの残骸(削除しきれないデータ)だったりするようです。そのため、メッセージのいらないデータの削除やSafariの履歴・データ削除などもその他の容量の解消に有効みたいです。

ともかく、お困りの方は一度お試しください!!
そして、結果をご報告していただければ幸いです。