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雄のシャチ死ぬ 繁殖への影響懸念
12月21日 6時15分

千葉県鴨川市の水族館で20日、雄のシャチが死にました。
これで国内で飼育されている雄の大人のシャチは1頭だけになり、今後の繁殖への影響が懸念されます。

千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」によりますと、推定年齢27歳の雄のシャチ「オスカー」が、20日午後6時すぎ、飼育員らが見守るなか、死にました。
オスカーはここ3年間、熱の高い状態が続き、今月14日以降は食欲がなくなって治療に専念していたということです。
オスカーは昭和63年にアイスランドから鴨川市の水族館にやってきて、24年にわたりダイナミックなジャンプなどで人気を集めてきました。
これで国内で飼育されている雄の大人のシャチは鴨川市の水族館から名古屋市の水族館に預けられている1頭だけになり、今後の繁殖への影響が懸念されます。

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