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原子力から自然エネルギーへ 転換求め東京でデモ

2011年4月24日23時8分

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写真:放射性セシウムなどを吸収するとされる菜の花を持ち、脱原発を訴えてパレードする人たち=24日午後3時28分、東京都渋谷区、葛谷晋吾撮影拡大放射性セシウムなどを吸収するとされる菜の花を持ち、脱原発を訴えてパレードする人たち=24日午後3時28分、東京都渋谷区、葛谷晋吾撮影

 東京・渋谷で24日、「原子力から自然エネルギーに転換を」と訴えて、市民がパレードをした。福島第一原発の事故でエネルギー問題への関心が高まっており、初めてデモに参加したという人も目立った。

 主催者によると、参加者は5千人。坂本龍一さんら著名人も賛同し、ネット上を中心に呼びかけが広がったという。集まった人たちは、チェルノブイリ原発事故で汚染された土壌の再生に使われているという菜の花を掲げたり、太鼓をたたいたりしながら、繁華街を練り歩いた。

 4歳の娘を連れて、飛び入り参加した東京都北区のパート竹本陽子さん(33)は「これまでは原発がどこに何基あるかも知らなかったけど、事故が起こって、子どもや孫の代に残したくないと思った」。練馬区の岩井良之さん(42)は「バイバイげんぱつ」と書かれたプラカードを掲げ、「事故で初めて現実を突きつけられた。一人でも多くの人に考えてもらえるように行動していきたい」と話した。

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