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衆院選沖縄選挙区で自公が圧勝したのを受け、仲井真弘多知事は16日夜、「大変強力な与党の体制になる。国会で頑張ってもらわなければならない案件はたくさんある」などと述べ、沖縄振興予算の確保や米軍普天間飛行場の県外移設などで政府とのパイプ力に強い期待感を示した。那覇市内で記者団に答えた。
仲井真知事は「那覇空港第2滑走路の建設費、沖縄振興予算の3千億円規模をしっかりと確保してほしい」と要望。基地問題について「普天間の移設・返還を確実にやってもらいたい。オスプレイ配備計画の中止を含む見直しを、次の段階に進めてほしい」と期待した。
自民党本部が辺野古移設計画を堅持していることについて「わたしは県外を貫く」とした上で「(県外を主張する)県連が党本部とどう調整するのか見てみたい」との考えを示した。同県連が県外を撤回した場合について問われると「仮定の議論でコメントしにくい。少し時間をください」と述べた。