民主党代表選 輿石幹事長、25日に新代表を決めたい考え示唆
野田首相の後任を選ぶ民主党の代表選挙が、当初予定されていた22日から延期されたことについて、民主党の輿石幹事長は20日、25日の両院議員総会で、新たな代表を決めたい考えを示唆した。
連合の会合で、輿石幹事長は「連休明けの25日に再度、両院議員総会を開催し、新たな出発に向けて、全精力を傾注していきたい」と述べ、25日に代表選挙を行いたい考えを示唆した。
ただ、党内からは「選挙の総括もせず、代表を決めるべきではない」などと、代表選の早期実施に批判的な意見が出ている。
民主党は22日、両院議員懇談会を開き、今回の選挙で落選した議員らからも意見を聞いたうえで代表選の日程を決める方針で、議論によっては、代表選の実施がさらに先送りされる可能性もある。
代表選をめぐっては、有力候補の細野政調会長や前原国家戦略担当相が周辺に対し、現時点で出馬しない意向を示している。