2012年12月20日

追記

復活宣言の記事に早々にコメントをいただきましたし、多くの方がこのブログへ来て下さっています。ありがとうございます。
いただいたコメントをじっくり読み返しますと、どうやら反響が大きいようですので、改めて今の私の気持ちを打ち明けたいと思います。




今回のこの復活宣言は、やはり音楽を天職にしたいという強い気持ちがずっとあり、そして精神的にまいっていた時期を脱したこともあり、また歌おうと心に決めることができたからです。
そして、過去のシアーでの出来事は、やはり私の心の中から消え去ることはなく、どうしてもおかしいと思っていた気持ちが拭えず、それにやはりこれは犯罪だと思うので、それをそのまま胸の奥にしまい込み、真実を隠したまま活動再開ができないと思ったからです。



シアーレーベルは、”売れるものを作るのではなくて、いいものだから自然に売れる”、というキャッチコピー的なことを掲げていたので、ライブイベントに出演した当時の私はそれに共感し、シアーレーベルのアーティストになりたいと思い、その一心でそのライブイベント、”S-1グランプリ”に勝ち上がるため、デビューを果たすために作詞作曲を本格的に始め、頑張っていました。

でもその実態は、やはりどうしたら売れるか…、という印象です。なので、裏切られた気持ちもありました。
しかし、こればかりは会社なので利益を上げなければやっていけないのは明白ですので、それはもちろん理解しています。




作詞の事にも社長から指示を受けました。
私の曲、指摘を受けたのは”Dragon's Soul”という曲ですが、デビューしたばかりのまだ全然知られていない者が書く歌詞ではないと言われ、もっと誰が聴いても分かりやすい、共感できる内容の詩がいいとか、
CDのタイトル曲である”光の海へ”も、一番のAメロとBメロの歌詞が分かりにくく、人に伝わりにくいから書きなおすよう指示がありました。
しかし、これは私はどうしてもできませんでした。私の中ではもう既に完成した曲だったので、それを書きなおすというのは無理でした。だから結局そのままの歌詞でCDになりました。
そのことでも深く悩み、心を病みました…。頭が痛く、胸が苦しかったです。



レーベルアーティストの先輩であった伊吹唯さんが、この路上ライブの境地を開拓してきたと聞いていました。
なので、そのやり方をすれば間違いなく売れる、みたいなことも言われました。
そして、同じシアー渋谷校出身の先輩であった宮崎奈穂子さんについても担当のA&Rの方から、
「彼女は私の言う通りにすべてやったから成功した」みたいな発言も受けました。
その当時、レーベルからは、毎日同じことを決まった時間にするルーティンという、一日にやることを30分〜1時間単位で設定して決められ、それができたかどうか記入して毎日日報としてメールに添付して送るというエクセルデータがありました。
それを毎日やるのが苦痛で、とても苦しかったです。路上をやることに不安感を持っていて、かつそれ以外の時間も精神的に拘束されているようでした。
精神的にきつくて毎日送れず、それを毎日送るよう催促されていました。
これを、レーベルのアーティストさんたちはみんなやっているようでした。
もちろん、その日の路上場所とCDの売り上げ枚数などの日報も、メールで毎日送ることになっていました。


私は思うのです。誰かの真似をさせるというのは、アーティスト=芸術家として個性を潰すことになるのではないでしょうか…。
それはやはり、会社の利益を上げるために売れるパターンをマニュアル化し、アーティスト個人の感性よりも売り上げ重視ということなのでしょうね。


シアー関係の書類は、もう見るのも嫌だったので全部捨ててしまいましたが、パソコンやケータイには、その日報や路上スケジュールなどその他のデータがまだ残っていますので、証拠にはなると思います。





こういった経緯があってこのブログをやってきて、体調と心のバランスを崩し、そして今やっとそれらを清算し、前に進もうと思っています。



レーベルのやり方は、やっぱり今でもどうしても許せません。
ファンの方のみならず、所属しているアーティストさんですら犯罪に加担させ、自分達の利益のために利用していたのですから。

私は、このシアーレーベルのやり方を悪と捉えています。
そして同じ歌を志す者として、レーベルアーティストさん達の夢を利用して悪の立場に立たせ、彼女ら・彼らの本当の思いや、歌に込める伝えたいと思う純粋な気持ちを捻じ曲げてしまっているであろうことが悲しいです。
彼女ら・彼らは、人の心を動かすことのできる素敵な人たちです。
それを利用して悪に加担させていることが許せません。
会社の名前は出さずに、路上ライブはあくまでもアーティスト本人の意思によるものとして会社は罪を被らずに利益を得る…、卑怯です。

会社の名前を堂々と出せるような真っ当なやり方をしていないということですよね。
会社の名前を出したら、スクールもやっていけなくなるからと口止めされていました。
私は渋谷校の先生やスタッフの方が大好きでした。
他の生徒さんたちとは馴染めませんでしたが、スクールの雰囲気が好きで、居心地がよかったです。

本当に卑怯です。

私は、シアーレーベルと立石賢司を絶対に許しません。



yumeno0923 at 12:11│Comments(0)clip!

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