このページのタイトルを読むことができるのは、あなたが日本語の知識を持っているからです。それと同様に、コードを読むためには、そのコードを組み立てているプログラミング言語の知識が必要です。
コンピュータは計算をするための機械です。どの言語のどんなコードも、計算の順番を指示しているにすぎません。人間がコードを読むには、計算の順番をつかむことが重要です。
計算の順番をどうするか、その考え方の違いだけで、いろいろなプログラミング言語が生まれてきました。その中のひとつに C++ があります。一番いい言語だとはいえませんが、算数の知識があればすぐにでも読むことができますし、入門書も数多く出版されているので、このホームページでは C++ を主に取り扱うことにします。
C++ のコードを読めるようになるための最初の一歩は、そのコードが C++ であると判断できるようになることです。そうなるには、できるだけ多くのコードに触れる必要があります。最近なら、「C++」 で検索すれば C++ のコードはいくらでも見つかります。意味がわからなくとも、なんとなく印象がつかめると思います。かっこが多いとか、段落があるように見えるとか、感じたことを覚えておいてください。
たとえば絵画では、見ただけで油絵や水彩画、その他鉛筆画などの区別がつきますが、同様に、コードも見た目だけで区別がつくようになります。いま区別がつかないのは、単に見なれていないだけなのです。
コードを見て、書かれている英単語や記号の意味を自分の知識の中から引き出し、それらを組み立て、このコードは何をしているのか、それを正しく把握することです。知識がないと、組み立てができないので、理解が進まずに投げ出したくなるのです。まずは知識を得ることから始めましょう。
知識を得るために、文法書や規格書をあたる必要はありません。