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2012年12月20日

日本にあるのは、保守・リベラルではなく、国家主義と社会主義


総選挙が終わり、安倍政権が誕生することとなった。
そのなかで繰り返し、いわれていたのが、日本では対立軸がなんなのか、いったい、なにが争点なのかさっぱりわからないということだ。
先日シンガポールのテレビをみていたら、キャスターが記者に、「日本の選挙は何が対立軸なのか?」ときいていたが、記者は苦笑いして「経済運営、年金問題、原発の是非が問題になっている」と答えるにとどまっていた。

保守派、リベラルというとき、日本のそれと、アメリカのそれがあまりに違うので、保守、リベラルという言葉を日本でつかうと混乱する。

アメリカの保守派とリベラルの対立軸は、基本的には、キリスト教に基づいた宗教的な価値観か、より進歩的な価値観か、また経済政策では自由奔放で政府の関与をなくすのか、それとも多少政府が関与していくのかという軸だ。
オバマが導入しようとしていた、保険政策においても、国民の強制的に政府の保険を買わせるものだということで反対していた。政府がどこまで、個人に関与していくのか、そのあたりの経済政策が大きく対立軸となっているわけである。

その点でいうと、日本の場合、政府がどれだけ関与するかという争点はない。
どの思想も、政府は、全面的に関与、というのが正しい。
自民党は、産業政策として、全面的に関与するし、民主党も全面的な再配分政策、社民党ほかはいわずもがなである。

要するに、日本における争点は、
「大きな政府による政府主導で国民を支配していく、おんぶで抱っこな国家依存社会」
をどう実現するかの方法論にすぎないわけだ。

日本的保守派はそれを、天皇制という国体を守りながら、日本帝国としてかつての国民支配をおしすすめたい。

日本的リベラルは、天皇制をやめて、できれば共産主義、社会主義として、国による国民支配をおしすすめたい。

という違いに過ぎない。
なので、全部の党が、図で言うと、右上にあるわけだ。

戦前の国家支配を選ぶか、スターリンを選ぶか。
日本の戦後のなりたちがそこにあったわけだから、仕方ない。
自由主義とか、個人主義とか、小さい政府という対立軸がうまれてくるはずものないのである。

日本にあるのは、保守、リベラルではなく、

国家主義か、社会主義(共産主義) ということなのである。


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2012年12月13日

低成長で弱き国になれば、幸せになれるという幻想

朝日新聞のパウエル元長官へのインタビュー(「日本の若者よ強くなれ」パウエル元米国務長官)で、記者が、このような質問を元長官になげていました。

「経済成長を続ける強い国をめざすべきか、低成長の弱き国でも幸せな社会を目指すべきなのか、日本人はいま難しい選択を迫られている。」


とあります。

しかし、なぜ、その2択なのでしょうか?

もちろん朝日新聞の記者であることをのぞいても、もしかして、こういうストーリーがまことしやかに広がっているのではないかと思うと不思議でほかなりません。

MECEで漏れ無くかんがえたらわかるように

①経済成長を続ける×幸せな社会

②経済成長を続ける×不幸せな社会

③低成長の弱き国×幸せな社会

④低成長の弱き国×不幸せな社会

という可能性があるはずです。
普通にかんがえたら、②⇔③が対比されるというのは恣意的だと考えざる得ません。
決して、経済成長=不幸 をえらぶか、 低成長=幸せ を選ぶかの2択では無いはずです。


こういう2択に落としこむ手法は朝日新聞の手腕なのでしょうが、
実際に、低成長の弱き国を選んだ時に、幸せになるという保障はどこにもなく、
むしろ、不幸せになる可能性のほうが高いでしょう。


低成長になれば(原因)⇒幸せになれる(結果) というように決められるのでしょうか。

低成長で幸せを得られるなら、成長から長らくとりのこされたアフリカ諸国や、低成長路線にはいったヨーロッパは、幸せをめいっぱい手に入れている幸せ大国ということになります。


正しい問いは、

「経済成長を続ける強い国で、不幸になる人がいるのはなぜか?」

または、

「低成長の弱き国の運命のなかで、人々が不幸を避けるためには?」

だとおもいます。


さすがのパウエル長官は、変な2択にたいして、そもそもおかしいのではという切り返しをしているように思えますが


原理主義的な、こういう二択にはうんざりです。


それこそ、世の中を不幸せにしているのは、こういう2択イデオロギーではないでしょうか。


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2012年12月12日

今起こっている格差は国内の再配分では是正できない

選挙が佳境になり、どの候補も、格差、格差、と叫んでいるようです。

格差が広がるのはよろしくない。
ジニ係数などの話しがよく上がりますが、これを、再配分で是正するのだというのがよくいわれている議論です。

たしかに、いままでは、国内で格差があったので、再配分がきいていました。
国内の競争で、負けた人と、儲かったひとがいて、所得格差が開くので、それを再配分で是正するのです。

しかし、いま起こっている所得格差は、国内とは関係ないところで起きていることに注意してみてください。いままでのような単純な話ではなくなっているのです。

現在、賃金が下がっている層は、国内の競争に負けたわけではありません。相手は、中国だったり、アジアの賃金の安い国です。かれらに雇用を奪われ、賃金が、やすい水準に吸い寄せられているのです。
国内の価格の低下、デフレ、というのが、不況でおきているということではなく、このような内外価格のサヤ寄せによって起きているというのは、経済学者が指摘するところです。

問題は、誰と誰が競争しているのか、ということです。国内で競争していて、国内で勝ち負けが決まっているなら、国内で再配分すればいいのでしょう。
しかし、いま、再配分を必要としているひとの賃金がさがっているようなデフレといったような言葉で表される現象は、中国を始めとする、賃金のやすいアジア諸国からの圧力によってそうなっているわけです。
これをグローバルな賃金の大収斂といった表現をすることもあります。

つまり、日本の労働者が得られる期待の富が、アジアの労働者に移動しているのである。
日本の労働者が貧乏になり、アジアが富んでいる。ということです。

こうなると、再配分といっても、だれから誰に再配分するのだということになります。
だって、富んでいるのはアジアの人なんですから。

つまり、日本の資本家が日本の労働者から吸い上げた富を、日本国内に貯めこんでいるという1917年的な単純な構図ではないのです。

アジアの安い労働力をつかっていちばん儲けているのは、中国の富裕層です。
だから、極論をいえば、日本の賃金の低下を再配分で補填するのは、中国の富裕層であるのが正しいかもしれません。そこから再配分を受けなくては筋が通りません

国内のデフレで苦しんでいる層は、中国の富裕層に再配分をもとめて決起すべきだ

ということになります。

しかし、再配分の仕組みは国内に閉じているので、
矛先は、国内の富裕層に向かい、そこがやり玉にあがってしまいます。

しかし、国内の富裕層は、すぐには納得できません。お門違いではと思っているのです。
だって、賃金が下がっている原因は、国内の富裕層が、自国の労働者を低賃金で買い叩いて搾取した結果ではないのですから。自分たちは国内の労働者から再配分の原資をもらっていないのに、単に所得が高いからといって、国内に再配分するのは納得がいかないのではないでしょうか。

短期的に、国際的な再配分の仕組みができるとは思えませんが、
こういう原因を無視して、結果としての所得の格差だけを理由に、再配分だけをもとめていくというのは、納得が行かなくなってくるだろうとおもいます。
結果として、富裕層の国外脱出もおこるでしょう。
もはや、格差がうまれる構図は、国を跨いでいるという認識にたって、再配分の仕組みを考えていく必要があるのだと思われます。

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2012年12月11日

【驚愕】8000m峰14座をすべて登って生きて帰ってくる確率

竹内洋岳さんが8000m14座の登頂を果たしたニュースは記憶にあたらしい。
昨日の日曜日にNHKスペシャルでも特集がやっていて、私も見た。
その姿は、淡々と登り、淡々と下る。
ほんとに強い登山家の登山にはあまり感動がない。
ほんとに淡々と登り、下ってくる。
下る途中の「さあ帰ろう」という言葉が、心を染みた。
さあ、帰ろう。
冒険は終わった。
心から祝福を述べたい。

ちなみに、8000m14座登頂というのはどれだけ恐ろしいことなのか。そこで、ちょっとあれではあるが、死亡率というデータがあるので、それをもとに計算をしてみた。










山名 死亡率 生還率 累積生還率

1 ガッシャーブルムⅡ 0.4% 99.6% 99.6%

2 チョ・オユー 2.0% 98.0% 97.6%

3 ローツェ 2.0% 98.0% 95.6%

4 エベレスト 4.4% 95.6% 91.4%

5 ナンガパルバット 5.5% 94.5% 86.4%

6 マカルー 8.5% 91.5% 79.0%

7 ブロードピーク 8.6% 91.4% 72.2%

8 ガッシャーブルムⅠ 8.8% 91.3% 65.9%

9 ダウラギリ 11.0% 89.0% 58.7%

10 マナスル 13.4% 86.6% 50.8%

11 シシャパンマ 16.8% 83.2% 42.3%

12 K2 19.7% 80.3% 33.9%

13 アンナプルナ 19.7% 80.3% 27.2%

14 カンチェンジュンガ 22.0% 78.0% 21.3%








(wikipedia 死亡率は、1990年以降の数字)

一番死亡率の低い山ガッシャーブルムⅠから、最も危険なアンナプルナ、カンチェンジュンガまで14つ並べて、その順番に登ったとしよう。[累積生還率]というのが、生きて帰ってくる確率だ。
10つめのマナスルでちょうど50%、10つ登ると半数が帰ってこない。
最後の4つはとりわけひどい。みるみるうちに生還率が減っていく。
そして、最後のアンナプルナ、カンチェンジュンガを生還してくる確率は、なんとわずかに、21.6%だ。
逆の言い方をすると、約80割の人は、途中で死んでしまう・・・・
8000m14座をのぼるというのは、8割が死ぬゲームに乗ってみるということだ。

とてもではないが、「挑戦」とか「困難を乗り切った」とか「執念」いう、根性があれば達成できる的な言葉で表現するのは憚られる。
14座の登頂には、実力に加えて、運が必要だ。死なないという運。個人の力を超えた何か別のものに恵まれた人だけが14座に登ることができる。

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2012年12月6日

どんな小さなことでもいいから、現状を変えようと考える人は未来に所属するひとだ


というエントリを読んで、ほんとうに悲しくなった。
公選法では、なんと移動しながらの演説は許されておらず、車の上で、名前や政党名以外のことを叫ぶのは違法だという。なので、選挙カーは、名前を連呼するしかないのだ。

法律を作るのは国会議員である。法案を提出するのも、それを可決するのも国会議員である。どうして、既存の法律に固執するのだろうか。

日本は、自分で自分を変える力がない、と揶揄するひともいる。
僕もそう感じていたけれども、それは信じたくなかった。
しかし、公選法の話を聞くにつれ、日本はなにも変わらないという思いを持ち、絶望する。

こんな話をしよう。
かつてIBMという会社は、倒産寸前の危機にあった。
そのとき外部から招聘され、CEOの座についたのが、あのルイス・ガースナー会長だ。
彼は、IBMの古い部分をバッサリと捨て、IBMをホストコンピュータの販売業から、ITサービスの会社へと転換した。そして、IBMは蘇った。

ガースナーがIBMのCEOに就任後、わずか一ヶ月後に開かれた年次株主総会は、厳しい株主からの糾弾が吹き荒れ、長く、疲れる総会であった。
総会を終えたガースナーは、社有機でフロリダ州タンパからニューヨークへ向かった。

「今日は厳しい一日だった。何か飲みたいのだが」
「まさか、アルコールではないですよね」
「アルコールだよ。いいウォッカはないか」
「IBMの社有機にはアルコールはありません。禁止されています」
「だれに言えば、その規則を変えられるだろう」
「たぶん、ご自分で変えることができると思いますが」
「では変えた。たったいまから新しい規則を適用する」
 (巨像も踊るより)

私のコミュニティでは、何かを変えたいとおもうひとが、海外に出たり、新しいビジネスをはじめたり、子供を連れて海外に留学したりしている。個人が1度に変えられる小さいけれども、なんとか現状を変えようとしている。
どんな小さなことでもいいから、現状を変えようと考える人は未来に所属するひとだ。
そして、未来に所属するか、過去にしがみつくかは、あなたが決めることができる。

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2012年12月5日

kindel出版をやって直感した4つの価格帯の4つの有望コンテンツ

コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ
tyk publishing (2012-11-30)
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kindleストアがオープンしてしばらく、大手の出版社が出す電子書籍のタイトルが集まらない中、自費出版市場が早くも立ち上がった感がある。

今回は、実際にキンドルダイレクトパブリッシングをやってみてわかった市場に関しての僕の分析をお話したい。

1) ライトコンテンツ市場の立ち上がり

どんどんと、100円のライトコンテンツがkindleにアップされている。


この本が100円のミニノウハウの典型的な事例だろう。
ほかにも、

これなんかも売上ランク9位になっている。

今後は、この100円という価格のライトコンテンツが、自費出版市場の主力となるとおもう。

価格だが、100円以外では売れないとおもう。価格は100円に固定化される。
無名の著者の本がうれるには100円という価格は固定、
あとは内容のボリュームで勝負ということだ。

Kindle自費出版ガイド のほうは、20ページほどのホントのミニコンテンツ、
マイが教える大人の保健体育〜男女のセックスのお悩み解決大全集〜のほうは、小説仕立てになっているので、紙にしたら50ページを超えているボリュームだろうか。

ノウハウ系のものは・・・・ 20ページ程度のホントのポイントを絞ったノウハウ
フィクション系のものは・・・・ 中短編程度の 50~100ページ程度のボリューム

というのが現状のようだ

実際に、米国のキンドルストアのベストセラーランクをみると、
99セントのフィクションが何冊もランクインしている。これは所謂kindle自費出版作家がかいたものだ。

kindleで100万部を売った人の本を読んだが、彼も、99セントのフィクションを20冊くらい書いているようだ。つまり、一発の本で100万部うったのではなく、20冊の99セントの本で100万部。超ロングテールビジネスというのが基本である。

99セントのスリラー、ファンタジー、ライトポルノ、というのが売れ筋だという。

日本も、100円の市場が出来上がるのは間違いない。

日本では、ケータイ小説や、ライトノベルという土壌があるので、ここは書き手も多く、アマチュアの小説家もたくさん居る。

よって、この領域は半年以内に立ち上がるだろうとおもう。

100円のライトノベル市場がメインになっていくと思う。

ここは、作家のいかんによって、長編小説を100円で売る人もでてくるかもしれない。
実際に、kindleで100万部うった、Lethal people という小説は、53章もあり、ざっとペーパーバックの紙の本に換算してみると、350ページほどの長さになると推定される。大長編である。

なので、この市場においては、100円だからといって、100円程度の中身のコンテンツであるということにはならない。100円なのに、すげー楽しめる、信じられないほどおとくな、フィクションというのがこの市場のスーパースターになるだろう。

なお、このLethal peopleは、現在2.87ドル。売れたら値上げするようだ。
こういう価格設定ができるのもkindleの強みだろう。

2) 100円ノウハウ系

いっぽう、100円でのノウハウ系はどうだろうか。ハウツー系。
フィクションは100円のものが多いが、ノウハウ系は、100円市場は生まれにくいのではないかと分析している。

100円では、さすがにまともなことは書けない。
どうしても、一発芸、単発のノウハウに関して100円での提供ということになるだろう。

つまり、価格も100円だけど、中身も100円程度のハウツーだというゾーン。ただし、そのハウツーがピンポイントで、超ニッチなので、必要な人にとっては、それ100円で買ったほうが手間が省けるというタイプの本である。

つまり、想定されるものは・・

・行政などの申請書の書き方
・○×の登録方法(または解除方法)
・台湾の小籠包top10ガイド
・iPhone 脱獄ガイド

さらにニッチなものも想定できる

・○○大学の○○講義のノート
・○○社の面接対策方法
・北朝鮮旅行の予約ガイド
・有料サロンビジネスのはじめ方

ライトハウツー 又は、超ニッチ系ハウツーというくくりとしたい。ニッチな情報商材コンテンツといってもいいかもしれない。
ブログで読むには長すぎるし、ブログより整理されているが、ニッチすぎるので単行本になるわけがないという本のカテゴリだ。これは中身によっては、ロングテールで売れる可能性がある。


3) 津田価格コンテンツ

kindleでの価格は、津田さんの「ウェブで政治を動かす」が突如250円に設定されたことによって、激震が走ったように思える。
私は津田価格と勝手によんでいるが、この津田価格は今後の電子出版を占う意味での、大きなポイントになるのではないかとおもっている。

つまり、まとまった実用書としては、250円付近のものが、一つの集団を形成するとおもう。
私の本はまさにこのカテゴリで、
紙の本のボリュームにして130ページ程度、ライトコンテンツではなく、骨のある内容だ。
このレベルのしっかりとした内容でありながら、価格を抑えたゾーンのもの、
250円~500円くらいの価格帯の、ビジネス書、実用書、教科書といったものがひとつの軍団を形成するとおもう。

その他)出版社コンテンツ

こは、1000円を超える出版社の電子本だ。これはまだしばらくは売れないのではないか。
すくなくとも紙の本と同じく1500円では売れない。
アメリカの事例をみると、
最終的にはこのゾーンがランキングのTOPにある。最終的にはプロ作家による、プロの出版社コンテンツが一番うれている。たとえば、ジョン・グリシャムの小説だ。
ただ、これもすべて10ドル以下になっている。

日本でも、電子書籍の最大価格は1000円以内ということになっていくと思う。
出版社は1000円以内で、プロの作家による、プロのコンテンツを販売できるように考えていく方向になるはずだ。

まとめとしては

①ライトノベル、またはライトポルノ 
 100円 長さ関係なし、内容は500円程度
②単発ハウツー本
 100円 10ページ程度、内容も100円
③ビジネス書
 250~500円 100ページ程度? 内容は1000円くらいのもの
④出版社によるプロ作家の本
 1000円程度 内容も1000円程度のもの

こんな感じになっていくのでは

なお、私の「コンサルタントの読書術」は、③のカテゴリに入るとおもう。
ボリュームもあるし、内容も単発のハウツーではなく、体系だった手法を解説している。以前、紙の本で1300円で売っていたものを再編集して、250円にしているので、中身は1000円以上、価格は1/5になっているということになる。

本書だが、12/6時点でアマゾンのkindleランキングで全体6位、経済・ビジネスカテゴリでは1位まであがった。多くのかたのご協力あってのことだが、正直ここまで上がると思わなかったので、びっくりしていると主に、おそらく価格設定がきいているとおもう。500円で販売したら、ぜったいこうには成らなかったと思う。
500円以上は、kindle単体ではむずかしく、紙の本やその他のキャンペーンなどと連動して行かないと難しいように思えた。

なお、ランキング6位でどれだけ売れればいいのか、といった点もきになるかもしれない。印税も気になると思う。その手の情報や、kindle出版でいくらかかり、どれだけもかるかといった点については、私がファシリテートする会員制コミュニティで、内輪のみで公開しているので、興味があるかたは、参加してほしい。

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2012年12月4日

好きなことを仕事にするよりも、得意なことを仕事にしなさい


今年も就職活動シーズンが始まった。

毎年、学生向けの一つだけ就活アドバイスをするとしたら何を言うかと考えるのだが、
一つだけというならば、これを言うことにしている。

「好きなことを仕事にするよりも、得意なことを仕事にしなさい」

と。

これは、通説には矛盾しているとおもう。
多くの人は、好きで好きでたまらないことを仕事にしなさいといっている。
スティーブ・ジョブスも「たまらなく好きなものを見つけなければならない」と言っていた。
それは正しい。

しかし、それはジョブスのような、自分が何がやりたいかを本当に知っていて、それを実現していく馬力のあるごく一部のひとにかぎられると思う。

他の多くの、平凡で、普通のひとは、好きな事を仕事にしないほうがいい。

2012年12月1日

Kindle ダイレクト出版で私の初めての電子書籍「コンサルタントの読書術」を出版しました。



親愛なる読者の皆様へ。

この度、kindleにて、私の初めての電子書籍、「コンサルタントの読書術」を出版しましたので、お知らせいたします。


この本の原本となりましたのは、2009年に「ロジカルシンキング・リーディング」という単行本でだされた本です。

原本はネット上での評判もよく、考え方が変わったとか、いままでよんだ読書術のなかで一番よかった、といったものもあったのですが、あまり流通しなかったため、すぐに絶版となってしまいました。ただ、僕はこの内容をどうしてももっと多くのひとに伝えたい、電子書籍をつくるなら、まずはこれを再販したい、という思いがずっとありました。

今回、キンドルストアオープンという節目にあわせて、このリニューアル版を発行できることは、とても光栄なことです。

この本の中では、読書をみなさんが実際の仕事の成果につなげるための、最も重要な視点や方法をあますことなく書きました。目的の設定のしかたや、有用な本の選び方、本のタイプの見分け方、本を読みながら同時に実践剃る方法など、実際に私が行なっている方法を書いています。
速読などの特殊な技術がなくても、誰にでも実践でき、効果があります。

今回kindle版の制作は容易ではありませんでした。元の原稿をあつめ、図版を再作成し、校正をゼロからやりなおし、フォーマットの仕様のズレに悩まされながも、iPad/iPhone/Android/Paperwhite すべての端末でちゃんと動作するようテストを重ねました。表紙も再制作しました。予算をオーバーしてしまいましが、満足のいく出来上がりになったと思います。

また、ぜひ多くのかたに読んでいただきたいと思い、思い切って、価格も安く抑えました。紙の本の五分の一の価格にしました。

なにより、内容には自信があります。読んで満足していただけるものと思っております。

ぜひ、みなさまの初めての電子書籍として、この一冊をお手元に配信いただければ幸いです。

皆様のお力添えを得て、著者発行の電子書籍として、多くのひとに愛されるものになれば幸いです。

大石哲之

⇒Amazon Kindle ストアで、「コンサルタントの読書術」のページに飛ぶ

2012年11月30日

ガチノマド実験。南の島リゾートでノマドワーク を試してみた

ノマドの話題です。ノマドするといえば、カフェで仕事するというのが、定番です。
しかし、そんなの甘いぞ、真のノマドは、ほんとに場所を選ばないはずだ。と思い、どこまでノマドワークできるかを自身で試してみたことがあります。
今回はそれの報告です。

ちなみにこれ、ちょうど一年前2011年12月の話です。当時はノマドなんて流行ってなかったのでこんな話をしても仕方なく、ブログにはかかなかったんですが、いまなら多くのひとに興味をもっていただけると思い、掲載します。



2012年11月28日

目標が高いひとと、意識が高い(笑)人の違い

昨日書いたエントリ「意識の高い人はなぜ批判されるのか」が結構PVを集めている。

このエントリは軽い冗談で皮肉の揶揄なのだが、けっこう真面目にとらえて反論してくるひともいた。

・実行がともなってなくても、意識が高いのは、意識が低いひとより全然いい。高い意識を持つことを大人が否定するのはとんでもないことだ。若者の特権を否定するな。

私のエントリを意識が高く(笑)読みちがえるとこういう反論がかってくるのだが・・
いちおうコメントしておこう。

意識が高い、目標が高いのは良い。

野球を始めたばかりのひとが、

「いつかはプロ選手になりたい」

と考えたり、

「日本のプロ野球ではなく、最終的には、メジャーリーグにで活躍したい」

と考えるのは、目標がたかくてよろしい。

起業するひとが、

「起業するなら株式公開したい」「社会に貢献する企業をつくりたい」

と考えるのもよい。

あらゆる偉業は、ひとりの個人の、ありえない高い目標や、とんでもない思い込みから実現されるものだ。だれもが、無理だ、無茶だ、止めないと、ということを、目標にあげて、実際に達成してしまうひとがいる。人類の進歩は、そういう人によってもたらされてきた。

2012年11月27日

なぜ「意識が高い学生」が批判されるのか

「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー

「意識が高い系」という病気(常見陽平)

常見陽平さんの新刊が、「意識が高い人」を題材にしていると聞いて、ぶっとんだ。
常見さんからは、意識が高い人をテーマにして執筆予定なんですよと聞かされていたが、まさかこんなに挑発的な本をほんとに出されるとは、さすが常見さん。ほんとに面白い。
早速予約をいれた。

常見さんによれば、

「意識が高い学生w」とは、学生生活、特に就活に前のめりで取り組んでいるのですが、何かズレていて滑稽な学生のことを指します。」(http://news.nicovideo.jp/watch/nw270962)

とのこと。

ところで、私も、いわゆる「意識が高い」ひとについては、トホホという感じでみている。
意識が高いのはいいのだが、意識が高すぎるのだ。

高すぎる、というのが特徴である。もしくは、意識だけが高い、というか。

2012年11月25日

2012年のアート・コレクション総括

毎年好例のご報告、すこし早いですが、今年はもうほぼ打ち止めなので、2012年に新しくtyk collectionに入った作品をご紹介します。
今年は、大小含め10作家、18点がコレクション入りしました。今年は数を絞り、大きなものを買ったのが特徴です。
長井朋子さんについては私の長井コレクション上、最も大きな作品で代表的なイメージとなりうる傑作を1点購入しました。
佐藤翠さんは一目見て気に入りました。ワンダーウォールで賞をとった作品、オペラ・シティでの展示でメインとなった作品、両方ともに最も大きなサイズで、紛れも無い彼女の代表作となるであろうものです。このあまりにも素晴らしき作品を2点コレクションできたのは、感激をとおりこして奇跡です。
佐藤玲さんについては、香港のフェアでの個展で、もっとも良いとおもわれる作品をコレクションでき、これで彼女の作品については、ひと通りのイメージがそろったと思います。
そして、香港の期待のホープ、李傑の素晴らしい作品を手に入れたのは嬉しい限りです。
非常に充実したコレクションとなりました。

2012年10月24日

大谷選手の賭け:日本プロ野球リーグが逆襲するシナリオ

大谷選手がメジャーリーグに行くということで、NPBの危機だと騒がれているので、一つアイデアを出そうと思う。

大谷選手は、実は相当な賭けにでたとおもう。
メジャーリーグで、高校生のルーキーが活躍できるというのは、実は非常に少ない。
高校生ルーキーがいきなりメジャーリーグに上がれるわけではなく、ルーキーリーグ、シングルA、ダブルA、トリプルAと、4つのマイナーリーグをへて、ようやくメジャーにあがれる。
メジャーにあがるには4-5年かかるといわれて、そのあいだの給与はほんとうにわずかだ。(月給8万円という報道もある)
そもそも、メジャーリーグで、高校生ルーキーが即戦力でドラフト上位で指名されることはまず無い。大学のリーグで4年間しっかりと活躍し、基礎体力も体もできあがった選手を指名するのがメジャーの常識である。

2012年10月22日

自由が欲しければノマドになってはいけない

ノマド=自由

というイメージが強い。

ノマドとは、組織にとらわれず、自由な時間に、自由に働く人ということで捉えられているとおもう。

その代表が、フリーランスだ。
だから、ノマド=フリーランスという定義になりつつある。

だがあえて警告すると、自由が欲しければ、フリーランスは最悪だ。

ブライダル費用はデフレ知らずではなく、レバレッジ効果によるバブルである

先日の、朝日新聞の記事に、結婚式費用、デフレ知らず 総額平均343万円」というのがあった。
たしかにこのデフレ時代において、結婚式費用は未だに高く、記事によれば、式と披露宴の総額は増えているようだ。
しかし、これを、デフレ知らずとか、人々はお金を使うようになったと単純に受け取るのは間違っている。

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