スポーツ【記者ノート】12月8日 真央、GPファイナルV 母の死1年 戻った笑顔+(2/3ページ)(2012.12.18 08:11

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【記者ノート】
12月8日 真央、GPファイナルV 母の死1年 戻った笑顔

2012.12.18 08:11 (2/3ページ)
優勝したGPファイナルでフリーの演技をする浅田。実力で観衆を魅了した=8日、ソチ(大里直也撮影)

優勝したGPファイナルでフリーの演技をする浅田。実力で観衆を魅了した=8日、ソチ(大里直也撮影)

 しかし、その後は長らく浅田の口から、母に関する言葉は聞かれなかった。日本スケート連盟からも報道陣に、匡子さんに関する質問には配慮するように要請があった。

 浅田の真意について、近しい関係者はこう明かした。「彼女は純粋に演技で魅了したいし、評価されたい。お母さんが亡くなったことで、世間から同情が集まって応援されるような状況は作りたくないんです」

努力と鍛錬で

 昨季の終盤は、世界選手権で2年連続6位に沈むなど、選手生活の中でもどん底に近い状況だった。武器だったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は失敗の連続。今季の開幕前には悩みが深く、約2週間もリンクから離れるほどだった。

 周囲から「同年代の人たちだって、悩んでいるよ。進路や就職とかいろいろあるから」と励まされ、再びリンクに立つ意欲をよみがえらせた。「自分の夢に向かって、やるべきことをしっかりやる」。母の生前、家族で約束した言葉も胸中にあったはずだ。

 「向上」をテーマに掲げた今季、浅田は同情を買うことなく、自らの努力と鍛錬で再び演技力を高めてきた。

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