違法な貸金業者1万人を検挙、年3700%の高利も

 韓国政府は17日、金滉植(キム・ファンシク)首相の主宰で違法な貸金業者の根絶に向けた報告会を開催し、今年4月から8カ月間にわたり行った法務部(省に相当、以下同じ)、行政安全部、金融委員会、警察庁、国税庁、金融監督院による違法業者の合同取り締まりの結果を発表した。

 検察・警察はこの間、法外な高金利で貸し付けたり違法に債権を取り立てたりした容疑で1万702人を検挙し、このうち290人の身柄を拘束した。また、国税庁は脱税容疑の高利貸金業者352人に総額2866億ウォン(約224億円)を追徴課税した。金融監督院と各自治体は個人を含む貸金業者を集中的に取り締まり、3262件の登録取り消し・営業停止処分を下した。

 江原道の三陟市では、零細事業者179人に対し最高で年400%の利子で貸し付け「延滞すれば身体を放棄する」という覚書を書かせたり、債務者を車に監禁して不動産を奪ったりした暴力団まがいの貸金業者が身柄を拘束された。また、忠清南道洪城郡では415人に総額22億ウォン(約1億7000万円)を貸し付け、最高で年3700%の利子を取ったグループ8人が検挙された。取り締まり期間中、金融監督院や警察庁などに設置された被害申告窓口には8万6000件の相談や申告が寄せられた。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者
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