2010-11-02 00:03:05
伊藤みどりさんが蒔いた種とそれを受け継ぐ救世主
テーマ:フィギュア・スケートの採点について
昨日のblog記事で実は相当に悩みました。
それは、茶番クーバー冬季五輪のフィギュア競技が終わったあとに、自分のblog記事を読み返しこれまでに感じた事を吐露すべきなのかについてです。
僕はフィギュアと言う競技が大好きです。海外の才能豊かな選手達も当然好きですが、やはり日本人選手に強い想い入れがあるからどうしても日本人選手に肩入れしてしまうのも仕方ない事だと思います。
今ほど日本が、いろんな分野で世界に評価されるずっと前の子供の頃、それこそ世界の舞台で対等に戦う日本人を見るのは少なかった時代です。
唯一、オリンピックでの柔道やバレーボール、体操などはそうした舞台のひとつだったでしょうか。
伊藤みどりさんが活躍していた当時のフィギュアは、どんなに頑張っても『8の字』を氷上で描くコンパルソリー(規定演技)で出遅れてしまい、FPで巻き返しても表彰台のトップは難しいものでした。
1984年サラエボ冬季五輪を控えた前年、7/1時点で伊藤みどりさんは13歳で五輪出場資格を持っていませんでした。しかし、当時の五輪規約には五輪開催の前の世界Jr.で3位以内の選手には五輪出場権が与えられていました。
伊藤みどりさんは'84年札幌での世界Jr.に出場し、不得意のコンパルソリーで13位と出遅れるものの、SPで1位、FPで1位の総合3位で見事、サラエボ冬季五輪の出場資格を獲得します。
そして、'84年の1月。当時はまだ数少ない選手枠の五輪代表選考を兼ねる日本選手権に於いて、大会中終始不調に終わり代表選考に漏れサラエボ冬季五輪出場はなりませんでした。後日の報道では試合が重なり足首の怪我を押しての出場が原因だったとされています。
その後、足首の骨折等がありましたが次の五輪を目指す事になります。
1988年カルガリー冬季五輪に伊藤みどりさんは初出場を果たし、規定演技のコンパルソリーで(10位)と出遅れますが、SPで(4位)の総合8位にあがり、FPでは5種類の7トリプルジャンプを決めて(3位)の総合5位で演技を終了しました。
技術点は参加選手中トップの評価を受けますが、芸術点で評価が低くメダルに届きませんでした。会場からは採点にブーイングが起こりスタンディングオベーションで観客からは賞賛されました。
結果的にこの出来事がルール改正へとISUを動かす事になります。ただ、この流れを良としない現役選手の中には『フィギュアは芸術性が問われる競技であり、彼女はカエルのようにピョンピョン跳ねてるだけ。』と露骨に批判するものもいました。
当時、IOCの会長だったブラジル人で親日家のサマランチ氏は伊藤みどりさんのファンで彼の鶴の一声で、ISUは同年'88年7月の理事会でフィギュア競技の規定演技からコンパルソリーを廃止するルールの改正をおこないました。当時マスメディアは不得意なコンパルソリーが廃止された事で次の五輪では伊藤みどりにメダルのチャンスがあると報道したものでした。
アルベールビル冬季五輪を控え'91年の国際大会でクリスティー・山口などの当時の一線で活躍する選手が出場する中、伊藤みどりさんは優勝し冬季五輪の優勝候補になります。
しかし、採点競技であるフィギュアは当時から印象操作のロビー活動は多少なり存在していました。優勝候補となった事でフィギュア関係者の中には、伊藤みどりさんを表して
『芸術的な表現では"EMOTIONAL"に乏しく、身体的なスタイルや手足のバレエ的美しさに欠ける。』
『ジャンプだけの伊藤。』
等と言われ続けていました。
当時はあまり報道にありませんでしたが、専門誌には表現力を身につける為に個人的にバレエ教室に長年通っていると伝えられ、アルベールビル冬季五輪の直前には、【JEWEL ON ICE】(氷上の宝石)の題と共に、ニューズ・ウィークの表紙を飾りました。
迎えた'92年アルベールビル冬季五輪では、現地の練習で3Aの調子が今ひとつで、SPで入れる予定にしていた3Aを3Lzに変更するも、試合ではその3Lzで失敗してしまい出遅れてしまいます。そして、FPの冒頭の3Aで転倒しメダルは絶望と思われましたが、演技後半に再度3Aに挑戦、見事成功し五輪史上初女子シングルで3Aを決めてみせ日本女子で五輪フィギュア初メダルを獲得しました。


海外メディアは伊藤みどりさんを『津波ガール』『台風ガール』と呼び、『ジャンプだけの伊藤』と揶揄するメディアもいましたが、海外メディアの中にはそうした白人至上主義的フィギュアに本来あるべきスポーツの風を吹き込んだ偉業を讃えるべきだと言う関係者もいました。
当時伊藤みどりさんの演技を実況した海外の解説者のコメントでは女子選手では無理だと考えられていた3Aを男子顔負けの高いジャンプと技術について、
『みどりのジャンプそのものが芸術である事をフィギュア関係者は認識しなくてはならない。でなければ競技としてのフィギュアは衰退するだろう。』と言っています。
そして長い長い間、待ち望んだ選手が現れたのです。それはまさしく、伊藤みどりさん以来の3Aを武器としながらスタイル、健気に打ち込む姿勢、バレエ的センスの美しさ、高い技術に裏打ちされた叙情性溢れる表現力と競技者としてのプライド……そして、何よりフィギュアを愛する心を持った浅田真央さんです。

最近の報道でFIFAやISUの既得権的体質が問題視され、来年の平昌冬季五輪招致に向け東京での世界選手権では、放映権を持つフジ・メディア・ホールディングズと日本スケート連盟が結託し一般販売向けチケットを市場に出さずに関係者用のチケットを大量に押さえ、韓国女性アイドル・グループのデビューイベントよろしく多くの創価学会系の在日工作員に無料でチケットを散蒔いたり、電通が旅行代理店とTie-upをし韓国本国からの工作員などを動員し日本人フィギュアファンの抗議の意思を押さえ込もうとするはずだと確信しています。
先日のNHK杯では即日完売したにも関わらず、VIP席はガラガラで一般席にも空席がありチケットが当たらなかったファンから主催者にクレームも来ているようです。
世界中探しても日本ほど選手層が厚くフィギュアを愛する国民はいません。ISUに改革の危機感を与えられるのは1番公正で行儀が良いとされる日本人ファンであり、その日本の中心東京で行われる来年の世界選手権が最後のチャンスかも知れません。
個人を対象にする攻撃的な表現は日本人の品性が疑われますので、あの人へは何もしない(応援、声援、拍手、干渉)がベストだと思います。採点に明らかな不正が疑わしい時にブーイング。更に国際映像のカメラに写り込む場合は皮肉的にウィットに富むバナーが好まれますから英語に限ります。日本の生放送ならばベストですが、6分間練習とかに早い内にバナーを表に出すと、中継車の中の各カメラ毎のモニターでチェックされ、本編放送でモニター切替担当ディレクターが警戒してそこへの観客俯瞰シーンはスルーかカットを余儀なくされます。天井から吊したカメラの移動に合わせ、選手の演技終了直後が狙い目だと思います。
【We are JUDGES.】
【Is(u) the wanted one, money , power,or FAIR ?】
【Make me sit on the JUDGE'S seat. If it's has a lot of money.】
【The JUDGE has a already desided, is the FIRST.】
文法間違ってるかも知れません。暗くて濃い色の下地に蛍光色の字がベストですね。
僕達フィギュアファンがISUに求めるのはスポンサーシップではなく、あくまでスポーツマンシップに則ったFAIRで公正なJUDGEであるべきです。
【We hope for sportsmanship. It is not a sponsorship.】
daddy'sfactory
それは、茶番クーバー冬季五輪のフィギュア競技が終わったあとに、自分のblog記事を読み返しこれまでに感じた事を吐露すべきなのかについてです。
僕はフィギュアと言う競技が大好きです。海外の才能豊かな選手達も当然好きですが、やはり日本人選手に強い想い入れがあるからどうしても日本人選手に肩入れしてしまうのも仕方ない事だと思います。
今ほど日本が、いろんな分野で世界に評価されるずっと前の子供の頃、それこそ世界の舞台で対等に戦う日本人を見るのは少なかった時代です。
唯一、オリンピックでの柔道やバレーボール、体操などはそうした舞台のひとつだったでしょうか。
伊藤みどりさんが活躍していた当時のフィギュアは、どんなに頑張っても『8の字』を氷上で描くコンパルソリー(規定演技)で出遅れてしまい、FPで巻き返しても表彰台のトップは難しいものでした。
1984年サラエボ冬季五輪を控えた前年、7/1時点で伊藤みどりさんは13歳で五輪出場資格を持っていませんでした。しかし、当時の五輪規約には五輪開催の前の世界Jr.で3位以内の選手には五輪出場権が与えられていました。
伊藤みどりさんは'84年札幌での世界Jr.に出場し、不得意のコンパルソリーで13位と出遅れるものの、SPで1位、FPで1位の総合3位で見事、サラエボ冬季五輪の出場資格を獲得します。
そして、'84年の1月。当時はまだ数少ない選手枠の五輪代表選考を兼ねる日本選手権に於いて、大会中終始不調に終わり代表選考に漏れサラエボ冬季五輪出場はなりませんでした。後日の報道では試合が重なり足首の怪我を押しての出場が原因だったとされています。
その後、足首の骨折等がありましたが次の五輪を目指す事になります。
1988年カルガリー冬季五輪に伊藤みどりさんは初出場を果たし、規定演技のコンパルソリーで(10位)と出遅れますが、SPで(4位)の総合8位にあがり、FPでは5種類の7トリプルジャンプを決めて(3位)の総合5位で演技を終了しました。
技術点は参加選手中トップの評価を受けますが、芸術点で評価が低くメダルに届きませんでした。会場からは採点にブーイングが起こりスタンディングオベーションで観客からは賞賛されました。
結果的にこの出来事がルール改正へとISUを動かす事になります。ただ、この流れを良としない現役選手の中には『フィギュアは芸術性が問われる競技であり、彼女はカエルのようにピョンピョン跳ねてるだけ。』と露骨に批判するものもいました。
当時、IOCの会長だったブラジル人で親日家のサマランチ氏は伊藤みどりさんのファンで彼の鶴の一声で、ISUは同年'88年7月の理事会でフィギュア競技の規定演技からコンパルソリーを廃止するルールの改正をおこないました。当時マスメディアは不得意なコンパルソリーが廃止された事で次の五輪では伊藤みどりにメダルのチャンスがあると報道したものでした。
アルベールビル冬季五輪を控え'91年の国際大会でクリスティー・山口などの当時の一線で活躍する選手が出場する中、伊藤みどりさんは優勝し冬季五輪の優勝候補になります。
しかし、採点競技であるフィギュアは当時から印象操作のロビー活動は多少なり存在していました。優勝候補となった事でフィギュア関係者の中には、伊藤みどりさんを表して
『芸術的な表現では"EMOTIONAL"に乏しく、身体的なスタイルや手足のバレエ的美しさに欠ける。』
『ジャンプだけの伊藤。』
等と言われ続けていました。
当時はあまり報道にありませんでしたが、専門誌には表現力を身につける為に個人的にバレエ教室に長年通っていると伝えられ、アルベールビル冬季五輪の直前には、【JEWEL ON ICE】(氷上の宝石)の題と共に、ニューズ・ウィークの表紙を飾りました。
迎えた'92年アルベールビル冬季五輪では、現地の練習で3Aの調子が今ひとつで、SPで入れる予定にしていた3Aを3Lzに変更するも、試合ではその3Lzで失敗してしまい出遅れてしまいます。そして、FPの冒頭の3Aで転倒しメダルは絶望と思われましたが、演技後半に再度3Aに挑戦、見事成功し五輪史上初女子シングルで3Aを決めてみせ日本女子で五輪フィギュア初メダルを獲得しました。
海外メディアは伊藤みどりさんを『津波ガール』『台風ガール』と呼び、『ジャンプだけの伊藤』と揶揄するメディアもいましたが、海外メディアの中にはそうした白人至上主義的フィギュアに本来あるべきスポーツの風を吹き込んだ偉業を讃えるべきだと言う関係者もいました。
当時伊藤みどりさんの演技を実況した海外の解説者のコメントでは女子選手では無理だと考えられていた3Aを男子顔負けの高いジャンプと技術について、
『みどりのジャンプそのものが芸術である事をフィギュア関係者は認識しなくてはならない。でなければ競技としてのフィギュアは衰退するだろう。』と言っています。
そして長い長い間、待ち望んだ選手が現れたのです。それはまさしく、伊藤みどりさん以来の3Aを武器としながらスタイル、健気に打ち込む姿勢、バレエ的センスの美しさ、高い技術に裏打ちされた叙情性溢れる表現力と競技者としてのプライド……そして、何よりフィギュアを愛する心を持った浅田真央さんです。
最近の報道でFIFAやISUの既得権的体質が問題視され、来年の平昌冬季五輪招致に向け東京での世界選手権では、放映権を持つフジ・メディア・ホールディングズと日本スケート連盟が結託し一般販売向けチケットを市場に出さずに関係者用のチケットを大量に押さえ、韓国女性アイドル・グループのデビューイベントよろしく多くの創価学会系の在日工作員に無料でチケットを散蒔いたり、電通が旅行代理店とTie-upをし韓国本国からの工作員などを動員し日本人フィギュアファンの抗議の意思を押さえ込もうとするはずだと確信しています。
先日のNHK杯では即日完売したにも関わらず、VIP席はガラガラで一般席にも空席がありチケットが当たらなかったファンから主催者にクレームも来ているようです。
世界中探しても日本ほど選手層が厚くフィギュアを愛する国民はいません。ISUに改革の危機感を与えられるのは1番公正で行儀が良いとされる日本人ファンであり、その日本の中心東京で行われる来年の世界選手権が最後のチャンスかも知れません。
個人を対象にする攻撃的な表現は日本人の品性が疑われますので、あの人へは何もしない(応援、声援、拍手、干渉)がベストだと思います。採点に明らかな不正が疑わしい時にブーイング。更に国際映像のカメラに写り込む場合は皮肉的にウィットに富むバナーが好まれますから英語に限ります。日本の生放送ならばベストですが、6分間練習とかに早い内にバナーを表に出すと、中継車の中の各カメラ毎のモニターでチェックされ、本編放送でモニター切替担当ディレクターが警戒してそこへの観客俯瞰シーンはスルーかカットを余儀なくされます。天井から吊したカメラの移動に合わせ、選手の演技終了直後が狙い目だと思います。
【We are JUDGES.】
【Is(u) the wanted one, money , power,or FAIR ?】
【Make me sit on the JUDGE'S seat. If it's has a lot of money.】
【The JUDGE has a already desided, is the FIRST.】
文法間違ってるかも知れません。暗くて濃い色の下地に蛍光色の字がベストですね。
僕達フィギュアファンがISUに求めるのはスポンサーシップではなく、あくまでスポーツマンシップに則ったFAIRで公正なJUDGEであるべきです。
【We hope for sportsmanship. It is not a sponsorship.】
daddy'sfactory
1 ■若者にデマを広めないために
ブンファン さん、
はじめまして。(*^_^*)
どうぞ、「踏み絵」を踏んでから、お話ください。↓
若者にデマを広めないために
http://midoriitos.blog133.fc2.com/blog-entry-62.html
ウソに「ウソだ」「ウソを止めろ」と、言えない人は、
公開での言動をご遠慮ください。 (^_^)/
若者にデマを広めないために、
ご協力お願いします。(^^)