現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年12月19日11時45分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

熊本市選管なぜミス連発 一時は「投票率100%」発表

写真:ミスの原因を報道陣に説明する熊本市選管の高浜幸事務局長(左)=17日午前4時38分、市総合体育館拡大ミスの原因を報道陣に説明する熊本市選管の高浜幸事務局長(左)=17日午前4時38分、市総合体育館

写真:報道陣に配られた比例区の最終投票結果。投票率が「100%」だった区も拡大報道陣に配られた比例区の最終投票結果。投票率が「100%」だった区も

 【安倍龍太郎】小選挙区と比例区で当日有権者数が違ったり、投票率が「100%」だったり――。16日に投開票された衆院選の集計で、初歩的なミスを連発した熊本市選管。2009年の衆院選、10年の参院選に続き、投開票結果の確定は大幅に遅れた。誰が見ても一目瞭然の間違いは、なぜ防げなかったのか。

 開票作業が行われた市総合体育館。小選挙区の投票結果は予定の午後10時半になっても発表されず、報道陣にペーパーが配られたのは約1時間後だった。政令指定都市として五つの行政区を抱え、「予想以上に集計作業に手間取ってしまった」(市選管)というのがその理由だ。

 間違いはすぐに見つかった。全域が熊本1区である東区の当日有権者数や投票者数が、そっくり2区に上積みされていた。コンピューターのプログラム設定を誤っていたという。発表資料の日付はなぜか「11月18日」。高浜幸事務局長は報道陣に「チェックが十分ではなかったと思う。大変申し訳ない」と繰り返した。

 だが、ミスはその後も続く。比例区の投票結果は3時間遅れの17日午前2時半ごろに出たが、北区の一部の投票率は「100%」。データを入力した北区の担当者が投票者数の欄に当日有権者数を打ち込み、期日前投票者数なども加えたためだった。報道陣からは「一度でも目を通して公表したのか」との声が漏れた。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

おすすめ

なぜこんなことになったのか? 気鋭の研究者と現役の官僚が、民主党政権の「政治主導」を検証し、将来の再度の政権交代に備えて「教訓」を導き出す。

伊藤博文から小泉純一郎まで、56人の首相たちは何を考え、どのように日本を動かし、いかにリーダーシップを発揮したのか。気鋭の政治学者による評伝。

鳩山内閣から宮沢内閣まで、三八年にわたって政権を独占した政党の軌跡を、権力基盤としての派閥構造の変遷を軸に辿る。吉野作造賞受賞。

衆参両院の全選挙結果も収めた定評ある通史に小泉政権とその退場後の激変を増補した最新版

民主化に尽力した「敗者」を軸に近代史を再検討し、現在の政治改革に多大な影響を与えた画期的著作

今の政治の問題点は何?国会、政党、選挙、官僚制など政治の基礎から、混迷する現在の政局まで、わかりやすく解説


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター