3カ月予報:一転「寒冬傾向」 エルニーニョ現象終息で
毎日新聞 2012年11月22日 19時59分(最終更新 11月22日 20時11分)
気象庁は22日、12月〜来年2月の3カ月予報を発表した。これまでの「暖冬傾向」との予想から一転し、東日本と西日本で「寒冬傾向」になるとした。日本に暖冬をもたらしやすい「エルニーニョ現象」が当初の予想に反して終息したことが主な要因という。
期間中は日本の東海上で低気圧が発達するとみられ、東日本と西日本で西高東低の冬型気圧配置が強まる見込み。日本海側の降雪量も多くなるとみられる。一方、この低気圧は平年より南で強まる見込みで、東北と北海道は気温、降雪量ともに平年並みと予想される。【池田知広】