2012年12月16日
/吉野家坂出店にて牛丼(並)、豚汁/快速マリンライナー/金の大玉鴻池店にてたこ焼き/麺や而今(じこん)@鴻池新田(大阪府大東市)にて香味トリトン清湯そば、芳醇醤油鶏そば/ついてる中山@滝井(大阪市旭区)にて中華そば/鳥の巣@京橋にてAセット/新大阪発ひかり/ 民宿のようなビジネスホテルを出て、駅へと向かう途中にある吉野家坂出店、昨日も朝食は日の出前に吉野家だったな。 無理に朝食を食べなくてもと思いながらも、空腹に耐えかねて足を運んでしまうわけですが。 今朝は牛丼(並)380円、豚汁110円。 こんなにも牛肉の香りが美味しく感じられたことはなく、豚汁もとても美味しかったです。 |
貧乏旅行ゆえ、夜遅く現地に着いて朝早く現地を発つので、ホテル近郊の駅は行きも帰りも真っ暗。 夏の旅なら陽が出ていることもあるんですけどね。 坂出駅、次に来るのはいつか分からないけどその時まで忘れないように瞳の奥に焼き付けておきます。 |
前回の四国脱出は高松発快速マリンライナー、今回は坂出から快速マリンライナー、まあ快速マリンライナーに乗るために坂出に泊まったのですが。 始発から2本目に乗り込むお客さんはかなりいて、車内は三分の一ほど埋まりました。 車窓を眺めても真っ暗、国家をあげての一兆円プロジェクトは今回も見ることが出来ませんでした。
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岡山で山陽本線に乗り換えます。 一本後の快速マリンライナーでも同じ便に接続するのですが、それだと待ち行列の後ろになってしまって座れない可能性が高くなるし、岡山駅構内の散策が出来ません。 散策と言っても、何店かのショップを歩き回るだけですけど。 電車では無事に座れ、もうこの辺りの車窓は何度も見てしまったのでパソコンでも広げるかと。 |
前回も同じコースで東へ向かいましたが、前回より1本遅い便と言うこともあって、ちょうど日の出。 図らずとも海沿いの席に座っていたので、パソコンやっている場合じゃなくて写真を撮らないと。 |
姫路で山陽本線快速、尼崎で東西線に乗り換えます。 姫路での乗り換えは10分弱ありましたので立ち食い蕎麦やが営業していれば食べられる時間、しかも同じホームでの乗り換えだし。 尼崎での乗り換えは2分、2分で乗り換え可能か不可能かと言えば「ホームさえ間違えなければ」可能、乗り換え客を見越して発車を待っていてくれたりします。 |
東西線で大阪のど真ん中を東へ突っ切り、京橋も放出も過ぎて鴻池新田(こうのいけしんでん)、前回は事前に休みと知っていて来られなかったんです。 駅から随分歩くよと聞いていたので開店1時間前に到着、今回のラーメン修業に合わせてグーグルがリリースしてくれたグーグルマップを頼りにお店を探すと徒歩12分とのこと。 なんだすぐ近くじゃないか、何通りかのルートの中で一番人通りが多そうな道を選んで歩き出します。 途中で金の大玉鴻池店があったのでたこ焼き6個260円を買って、と。 |
麺や而今(じこん)@鴻池新田(大阪府大東市)、鶏料理がメインの居酒屋の昼営業にラーメンを提供しています。 『過去にも囚われず、未来にも囚われず、今、この瞬間(とき)をただ懸命に生きる』 誰も並んでいない店先にたまたま店長さんが出ておられたので、どちらからともなく話しかけてしばしラーメン談義、初対面でもラーメン好き同士は話が弾みますね。 しばらくして一人になったのでたこ焼きを食べねば、と食べ始めると中がとろとろで信じられないほど美味しい、まるで明石焼きのよう。
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大阪ではこのレベルのたこ焼きでも260円で売っていて、しかもチェーン店で、さらにもっともっと美味しいお店もあるのが凄い。 ラーメンなんか食べないでたこ焼きとお好み焼きと焼きそばだけ食べていればいいとは思うけど、やっぱりラーメンが好き。 のんびりと開店を待っていると後客ぞろぞろ、店員さんがメニューを持ってオーダーを取りに来たので、限定メニューとスタンダードメニューをお願いしました。 |
しばらくして店主さんが外の様子を見に来て、今度は日本酒談義、最近では而今が入荷しなくて困っているとのこと。 「早く開けますから」との言葉通りに10分ほど早く開店、カウンター4席の端に案内されてみると、スポットライトがビシッと決まった一番良い席のようです。 メニューは醤油ラーメンと塩ラーメン(それぞれ濃厚とあっさり)、汁なしあえそば、限定メニューとして鶏煮干しそばにぼ而郎、パスターめんと居酒屋の片手間でラーメンやってます、では全くありません。 |
店内を見渡すとテーブルが6席、4席、2席、のようですが、数えているウチにラーメンが運ばれてきてしまって確認が取れていません。 先ずは突発限定第二弾の香味トリトン清湯そば750円、限定メニューを事前告知すると開店前にお客さんが並び過ぎて近所に迷惑を掛けるので、今後は突発でやっていくとのこと。 |
足すべき食材を足し、引くべき雑味を引き、求める味わいを掛け、最後の一滴まで続くように割ったスープ。 「なんですかこれ、ラーメンのスープですか?」と厨房を見てしまいました(厨房は長い暖簾の先なので見えませんけどね)。 実際に使われている食材や調理方法は、店内におかれたメニューの裏側に書かれているので、お店に行ってご確認下さい。 極細麺はほんのわずかに芯を残した固め仕上げ、支那そばやのラーメンと同じようにドンブリの中で完成させる麺茹で、慌てて食べると早くなくなってしまうので自制するのが大変でした。 |
トッピングは豚バラ肉の焼き豚、鴨の燻製、軟骨入り鶏つくね、一品一品が素晴らしすぎて言葉がありません。 水菜、白髪ネギと青ネギ、そして糸唐辛子、美味しいラーメンは見た目が美しい。 で、なんでこのラーメンは750円なのだろう、確かに特別に高級な食材は使われていないようですが、それにしたって安すぎます。 気が付いたらスープまで飲み干してしまいました、ああ、旨すぎる。 |
食べ終わってお冷やを飲みながら旨いラーメンの余韻に浸っていると、「お待たせしました」と芳醇醤油鶏そば650円。 スープは同じでタレを醤油(麺屋一燈で使われている河内屋中兵衛生揚げ醤油)に代えただけのようですが、これがまたあとずさりするほどの醤油の香り。 それでいて圧倒的ではなく柔らかく包む感じで素晴らしい、素晴らしいなんて言葉では全く足りません。 |
限定メニューと同じ細麺が使われていましたが(実際はこちらがスタンダードで、限定メニューが同じ麺を使っている)、懐の深い麺はここまですざましいスープであってもそっと寄り添って受け流しています。 トッピングは基本的に同じで、揚げネギが加わっていました。 もう一生ラーメンは食べなくてもいいと思うほどの満足感で席を立ち、店主さんに「ご馳走様でした」とご挨拶すると、「お口に合いましたか」と。 いやはや、言葉が無いとはこのことだよ、ご馳走様になりました。 |
いったん京橋に戻って、今度は京阪線、懐かしすぎる思い出が沢山ある京阪線。 何度、このまま終点の出町柳まで行ってみたいと思い、行ってみたこともある京阪線。 歳を取り、時代は移り変わり、今日は滝井で途中下車。 改札を出て少し待っていると友達が一本遅い便でやってきて、お久しぶりです。 住宅街をくねくねと歩いていくと(「ついている」ではない)ついてる中山@滝井(大阪市旭区)、こんな場所にあるんですか。 |
なんでもカドヤ食堂で修業された方が店主とのことで、若い方かと思ったら自分より年配で驚きました。 思いっきり店の造りがベタなところが大阪のラーメン屋さんらしいなあ(そうでもないか)、と、がらっと店内に入ると満席かと思ったほど狭く、ラーメン屋さんと言うよりとんかつ屋さんのようです。 右手に厨房、厨房の前がカウンターで4席、反対側の壁側が2人席が2卓、ちょっと狭いような気がしますけど、何気にこの位がいいのかも知れません。 |
メニューは中華そばにつけ麺、数量限定で煮干しそば、基本は鶏ガラスープなのでこの狭い厨房で2種類のスープを仕込んでいるんだ。 店主さんも女将さんもお客さん全員に優しく声を掛け、半分以上のお客さんには「今日も大盛りですか」などと声を掛けていたので顔見知りなんですね。 色々な人生があるように色々な経営方針があるのが楽しくて、こうして(日本全国とは言えないけど)あちこち食べ歩いていて、この店みたいなお店に出逢うとなんか嬉しくなりますね。 |
と、久し振りに会った友達とお喋りしているウチに出来上がって来た中華そば650円。 簡単に言えば鶏ガラスープに醤油ダレを合わせた生粋の醤油ラーメン、だからといって誰でもすぐに出来るかといえば、独特のセンスと何年もの修行を要するスープ。 細麺は食べ慣れた感じがすると思ったらカネジン食品、カドヤ食堂から仕入れている中太麺はつけ麺に使われているとのこと。 焼き豚のチャーシューは大ぶりで3枚も乗せてあり、柔らかい穂先メンマは2本も、なるとに板海苔、細かいところで違うけど永福町大勝軒系と似ている。 |
この店も「この値段でこの味わいとこのポーションはおかしい」、750円スタートでもいいんじゃないのか。 友達が食べた煮干しそば800円、限定メニューのために麺を用意したのでなければこの麺がカドヤ食堂の麺、平打ちの全粒粉なんだ。 ぐわっと駆け上がってくる煮干し出汁は店主さんが考えに考え抜いた味で、これでメンマを変えれば永福町大勝軒にかなり近くなります。 店主さんはそのことを知っていて仕上げているのだろうか、知らずに目指しているのだろうか、聞くことは叶いませんでしたけど。 |
2軒目だというのにスルッと食べてしまってご馳走様でした、ああ、大阪には美味しいラーメン屋さんが多すぎます。 その後、再び、京橋に戻ってどこかで腰を落ち着けようとあちこちお店を探すも、結局、何年も通っている鳥の巣@京橋にしました。 安くて気さくな店も多かったのですけど、需要と供給がぴったりで混み合っていました。 2階はやっていないと言うことで1階のカウンター席、先ずは生ビール(中)460円で今日は京橋で二人お疲れ様会。 飲み物だけでももちろんいいのですが、せっかく大阪に来たことだし、たこ焼きも食べたので串カツも。 |
食べ歩きを始めていない頃、串あげと串かつはどこが違うのかと調べたことがありましたが、関東では串あげ、関西では串かつ、と呼び名が違うだけらしい。 串かつはソースを浸ける食べ方が圧倒的に多いけど、串あげはソースだけではなく塩やケチャップ、マヨネーズもありますね。 お好みで頼んでもいいけど、とりあえずAセットのしいたけ、とんかつ、れんこん、うずら、えびの740円で。 話しは色々な人の噂話からラーメンからうどんから食べ歩きから、と要するに四方山話、何時間でも話せそうで2時間超かな。 |
ビールを飲み終わって焼酎のお湯割りを頂きましたが、この人とはお酒の飲み方が合うので永く飲み歩けそうで良かった。 すっかりご馳走になってしまって、ホント、ありがたい。
18時半過ぎにひかりで新大阪発、浜松でこだまに乗り換えて小田原に着いたのは22時過ぎ。 大抵は木金土と出掛けてくるので、ここで大好きなお店に向かうところを今夜は定休日。 まっすぐ帰宅して、明日は出勤。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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日記
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