a withered flower/GULLET

February 23 [Sat], 2008, 20:59
a withered flower
詞 ryo 曲 yukino

さよなら 私の愛した人
約束を守れなくてゴメンネ
乾ききった声を上げて泣くのは
眠れないから
ざらついた雲の下
低い空を見た

私の声に 答えて欲しい

貴方は私を忘れるでしょう
それでもかまわない、それでも

遠く長いあの夢に
今でも溺れたまま
部屋の明かり落として貴方を想うわ
聞こえているのに
目をそらすのが辛い
私の事を どうにでもして欲しい

凍えるのは貴方の居ない部屋
一人にしないで
咲かない花を指でなぞって
 枯れたい そう言った

繰り返す 独り言
波の様な愛
部屋に残された花はまだ開こうとしない

聞こえるのは貴方と
過ごした日の思い出
でも居ない
受け入れるのが怖くて泣いたの
もう歩けない
さよなら 私の愛した人

persecution complex/GULLET

February 23 [Sat], 2008, 20:46
persecution complex
詞 漾 曲 GULLET

開いた「痛いナ」傷は無い
喉に這わせるキスは上辺

信じ切れない人が笑うから 頬はつられて半笑い
I isolate. psudo opiate...
寒剤大量に投与して 忘れようsympathy

三半規管伸びきって 平行線を認知しない
愚図と厚顔無知は嫌いなの
貴方に解らないとは思うけど
I isolate. psudo opiate...
百通りの愛情の結末 期待して吐いて泣く

ねぇ 君は誰と幸せ?
いずれ君を忘れるのに、

重ねた日々は 流れる雨と―。
目を開けて 哀しみ色の空が来る日の事を思わないの?
曇りも濁りも隠す「貴方が居れば」
愛に似た寄生
感情の砂遊び


ねぇ 不安の下で幸せ?
それも君は忘れる。
恋は残酷、何も見えない。
愛は盲目、君は失う。

重ねた日々は流れる雨と―。
そう、哀しい瞳の自分に
出逢う日が来るのも思ってみて 鏡に映らぬ答
寂しがらないで 儚くとも事実

愛情の素顔

amnesia/GULLET

February 23 [Sat], 2008, 20:21
amnesia
詞 漾 曲 ゆきの


腕を安め壁を見る 伏せていた写真を起こす
どうとでもとれる笑顔 中で笑う二人を眺める

真っ白で純粋な感覚に 縁取られた空白
ノートは埋められた 過去も辿ってみた
...でも君を知らない。

後悔の朝まで 時間ばかりが落ちる
蠢く感情は 何を伝えたがって震える

明かり取り窓に差す 月の尾 目を細める
熱を持つ愛と 傷ついた痛み、、、感じ方の違い。

戻れるとしたら 何処に戻るだろう
無くした記憶で 何を探せばいい
思い出も知らないまま 君の声も
愛し方もなにも わからないのに。


繰り返す夢で また君を思うのだろう
影だけ朧に揺れて 淋しいと俯くあの夢
ただ締め付けられる 見覚えの無い二人の姿に
泣きたいと呟いて
笑った。


この鍵は 壊れてしまったようだ
涙色の情景 影が背中を押す
閉じたままの アルバムから
零れ落ちる記憶だけが 微笑みかけるのに

濡れた声が千切れそうな今でも
何も思い出せない、穴を埋めて。


振り返る過去にはただ、

君が傍で、暖かな陽がそこに在って
その日がいつも続くなんて思っていたのだろう。

また君に逢えたら離れない様 この手に抱くから
淋しいと言わないで
笑って…

剥離/GULLET

February 06 [Wed], 2008, 19:53
剥離
詞 ryo 曲 gullet

嗚呼 鏡の彼に
そっと暗示をかける
「明くる朝、君は変わる」 と
嗚呼 引き過ぎた引き金は
戻せないでしょう
飛び出た弾丸は落ちるだけ

堰を切る様に話す彼は
まるで十四、五の目で
生まれ変われると
思い込んでいる。

嗚呼 鏡の彼に
そっと暗示は続く
「羽摶いたら空も飛べる」 と
嗚呼 蝉にの彼女は
永く土に居過ぎた
「飛び出すなら今でしょう」

彼はその言葉を信じ
大きく両手を拡げ
羽もないのに其処から
飛び降りた。

還りましょうよ
二人がかつて一つだった頃へ
温かな陽が昇るまで
戻りましょうよ
二人かつて笑い合った日々へ
貴方の事は厭じゃない。

厭じゃないけど。


ふんわり浮かんで
落ちた彼は
とても綺麗でした
息が切れて
涙が溢れ

還りましょうよ
二人に夢まで見せた景色に
暖かなあの頃へ









孵りましょうよ
床にキス
歓声はなく、侘びしい
歩き方さえ忘れたの

永い永い時間が
両者を替えた
歪み、 歪み、
この身を奪い合う

暁が来て、
鏡の彼はそっと呟きかける

「君はもう居ないんだよ」

deracine/GULLET

February 06 [Wed], 2008, 19:46
deracine
詞 ryo 曲 ryo,yukino

白く化粧をされた風景
忘れることは無いと
告げそびれて
雪を溶かす
温かな雨の中
伝えきれなった
声は枯れた

行かないで
傍に居て欲しい
後もう少しだけ
鳴いている雨の中
僕は一人きり

引き寄せられたのは六月
重ねるたび
馴染んだその肌は
時が経つほどに
褪せてしまって
今では面影もない位
腐って


行かないで
傍に居て欲しい
割れた言葉だけが
響いてる
雨の音
君に聞こえるのか

夢を見て
涙は涸れ果てた
君は強がってた
そう見えた
確かめられないけど

ハナレタ
アノヒカラボクハ
ホカニナニモ
イラナイ
アナタハ イマ
ドコニイルノ
ダイジョウブ
モウカエルトコロモナイ

行き場のない 
この身を晒して
笑って欲しいから
伸ばしてよ
この手の触れる
その場所まで

諦めの悪い
この僕は
声が掠れるまで
唄うから
お願いだ笑ってよ

Instance/GULLET

February 06 [Wed], 2008, 19:29
Instance
詞 ryo 曲 gullet

mY coLIEctEr's rOomで
廃人作成のプロセスで す。
"15TFTの cegeで
妄想拡大の peepIng dAys
瞳を上げてほら
撮影機を舐め回してよ ねぇ
レンズ越し"IT"に感謝
白濁を吐く

意外な一面をTyPeです
現実ショウアップ ダイアリー
偽名で匿名がスタイ ルです。
IP,IDが生命線
狂気装う自称サイコなんて
大抵正常で
3原色 浅い 2D
夢見せてよ

InStAncE
放し飼いの 蛇 が
戯けるだけで
生きられる 
そんな 「世界」
そうだ
貴方に見せられない顔だ
今の俺なんて
笑えない子供が
無理して作る笑
         顔
           。


裂いて捨てるような文章で す。
貧相劣悪のマスタァベイト
恥なんか忘れて
⇒ 配信 開始 妄想 廃人。


扉を開ければ
粗悪な俗物の徘徊 maze
独白で毒を吐く 「管理者」
独自のDiVerSion
気付いているさ
この手は届きはしない
「もう嫌いだ みんな」
苦しそうな声で

InStAncE
寂しがりの 蛇 が
戯けるだけじゃ
飽きられる
損な 「舞台」
どうだ?
貴方に伝えきれたかな
今の俺だって
震える程怖いさ
泣き顔 見せる素
         顔
         は。



『夢から醒めた。 貴方に感謝』
               
        

アリス/GULLET

February 06 [Wed], 2008, 19:19
アリス
詞 ryo 曲 yukino

赤い血じゃないから
君を満たす箱の中身は
喜んでいいよね
これからは二人は
いつも傍に

一人きりじゃない
夜も怖くない
だって傍に君がいる
あぁ髪の匂い
抑え切れずに
また君を使い果てる

不安定なリズム
汽車が謡うメロディー
君と遠くへ
あては無くていい ララ

ねぇ 寒いかい?
そうね、蓋を締めるよ。
ねぇ まだ痛む?

胴体と離れた
笑わぬ君の寝顔
愛してるよ。
君の顔見て居たいんだ


暗がりのアリス
日光を望むな
夢から醒めないように
眠りなさい
今の君を誰も知らない
行く先の無い景色
手を引いて今は
箱と君と思い出が
泣いている

陽が強いせいかな?
箱がひどく匂うの。
重いのにね。
大事にしていたのに
壊れたね

そう、哀しい現実
忘れたいと告げたけど
答えの終わりを教えて

痛がりのアリス
〔二人〕を拒むな
躊躇い差し出した
愛と欲は
あまりにも君を変えた
聞き分けの無い未来
枯れきっていった
独りよがりの酷い子だ


もう還ってしまった
君の影を
追い掛けながら
ずっと
これから
ずっと
幻は見ない。