トップページ政治ニュース一覧政党助成金 自民増・民主は半減
ニュース詳細

政党助成金 自民増・民主は半減
12月19日 17時38分

来年、国から政党に交付される政党助成金は、衆議院選挙の結果、自民党がことしより44億円余り増えて、145億9000万円となる一方、民主党は、ほぼ半減して、85億5800万円となることが、NHKの試算で分かりました。

政党助成金は、国民1人当たり250円に当たる、総額320億円が、所属する国会議員の数と国政選挙の得票に応じて、総務大臣に届け出た政党に割りふられます。
NHKは、先の衆議院選挙の結果に基づき、各党が来年1年間に受け取る助成金の額を試算しました。
その結果、最も交付額が多いのは自民党の145億9000万円で、衆議院選挙で圧勝したのを受けて、ことしより44億3600万円増えます。
次いで民主党が85億5800万円で、衆議院選挙で大きく議席を減らしたのを受けて、79億4500万円減ることになります。
このほか、日本維新の会は、初めての交付で27億2500万円、公明党は、2億8700万円増えて25億6600万円、みんなの党は6億7600万円増えて17億9400万円、日本未来の党は、初めての交付で8億6500万円、社民党は、2億2100万円減って5億4200万円、国民新党は、1億9500万円減って2億4600万円、新党改革は、500万円増えて1億2500万円となります。
一方、ことし交付されている新党大地と新党日本は、衆議院選挙の結果、政党助成法上の政党要件を満たさなくなったことから、来年は交付されない見通しです。
また、共産党は政党助成金の制度に反対しているため、受け取っていません。
各党に配分される政党助成金の金額は、来年夏の参議院選挙の結果を踏まえ、算定し直されることになります。

[関連ニュース]
このページの先頭へ