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【大リーグ】

松井 アストロズ入り消滅か DH候補のペーニャと契約

2012年12月19日 紙面から

 ゴジラのヒューストン上陸が消えた!? アストロズは17日、指名打者(DH)も兼ねるカルロス・ペーニャ一塁手(34)=レイズからFA=と1年契約を結んだと発表した。チームは来季からア・リーグ西地区へくら替えするのに伴い、DH獲得を補強ポイントに掲げ、松井秀喜外野手(38)=同=らを獲得候補に入れていた。同じ左打ちのペーニャを獲得したことで松井のアストロズ移籍の可能性はほぼなくなった。

 チームはカージナルスからFAとなった一塁手のランス・バークマン(36)らもリストアップしていたが、DHは若手のブレット・ウォーレス一塁手(26)とペーニャの2人で回す予定。

 米放送局CBSスポーツ(電子版)によると、ペーニャの契約は年俸290万ドル(約2億3200万円)で、140万ドルの出来高払いも盛り込まれた。メジャー12年目の今季は出場160試合で打率1割9分7厘、19本塁打、61打点。昨年までは5年間で計172本塁打を放つなど、得点源として存在感を示した。

 ペーニャは同日、入団会見に臨み、「オファーは他にもあったが、アストロズが自分にフィットすると感じた。ア西地区で新たなスタートを切るチームの一員になれて何もかもが新鮮だ」などと抱負を語った。

 松井にとってメジャー契約の可能性のあったアストロズは頼みの綱だったが、これで来季はマイナー契約でのキャンプ参加も選択せざるを得ない事態に。再び引退の影がちらつき始めた。

 

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