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いわてNPO詐欺 元理事長公判で当時の部下証言 盛岡地裁
岩手県が出資する財団から助成金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた盛岡市のNPO法人「いわてNPOセンター」(2010年解散)の元理事長高井昭平被告(56)=東京都足立区=の公判が17日、盛岡地裁で開かれた。 証人として出廷した当時の法人理事(32)=詐欺罪で有罪確定=は領収書を偽造するよう指示されたとして、「実施していない事業の領収書の偽造は初めてだった。当時は実行することしか考えられなかった」と述べた。 弁護側は「証人は高井被告の逮捕後、供述が変遷しており、信用性に欠ける」と主張した。 起訴状によると、高井被告は当時の法人理事らと共謀し、2008年8月、経費を水増しした領収書を偽造するなどして、県長寿社会振興財団に助成金を申請し、約72万円をだまし取ったとされる。
2012年12月18日火曜日
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