詐欺:「関東連合」元リーダー無罪主張 東京地裁
毎日新聞 2012年12月18日 19時43分(最終更新 12月18日 20時35分)
パチンコで高収入を得られるかのように装い金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた暴走族グループ「関東連合」元リーダー、石元太一被告(31)は18日、東京地裁(芦沢政治裁判官)の初公判で「全く身に覚えがない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状によると、被告は知人らと共謀してパチンコ攻略情報の提供業者を装った広告をネットに掲載。09年10月〜10年3月、応募してきた3人に「決められた打法でパチンコをすれば高収入が得られる」などとうそを言って登録料などの名目で計約417万円をだまし取ったとされる。
被告は10年11月、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと飲酒中トラブルになり、同席していた後輩が海老蔵さんにけがをさせる事件を起こした。【和田武士】