日立の系統安定化システム、米研究開発プログラムで採択 ツイート
2012/12/19
日立製作所は18日、同国エネルギー省(DOE)傘下で、オレゴン州やワシントン州で発電・送電事業を手掛けるボンネビル電力局(BPA)が募集した「2013年度テクノロジー・イノベーション・R&D」プログラムに、同国現地法人の日立アメリカ社と共同提案した「再生可能エネルギー導入促進に適応する系統安定化システム研究」が採択されたと発表した。日立は今回採択された研究を電力系統の安定化に寄与するシステム開発に生かし、将来的にはBPAなどへの製品販売も視野に入れる。
日立は自社の計算機システムを用いて、既存送電設備の能力を最大限引き出す技術などを提案。自社の電力系統解析演算技術や、BPAなど同国送電事業者が最近導入し始めている、GPSを用いて位相、電圧、電流といった系統のリアルタイム情報を計測する装置も活用して「統合型系統安定化システム」の構築を目指す。 (本紙4面より抜粋)
系統安定システム、米で採択
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