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北名古屋市

国際交流

友好都市提携調印式。務安郡守(左)と北名古屋市長が笑顔で握手を交わしました

国際交流 大韓民国  

友好都市提携事業

平成20年度

師勝町の韓国語講座から始まった友好関係

 平成18年3月、西春日井郡師勝町と西春町が合併して誕生した北名古屋市。 同市では、愛知万博で師勝町(現・北名古屋市)のフレンドシップ相手国のひとつであった韓国で、友好都市提携ができる都市を探していました。
  そうした中、旧師勝町の頃から地域の韓国語講座の講師をしていた名古屋大学の留学生が韓国の務安郡(むあんぐん)出身であることがきっかけとなり、平成20年2月、同郡の行政視察団が同市を訪問。友好都市提携の申し出を受けました。
  北名古屋市としては、提携の可能性を探るため、同年4月、北名古屋市国際交流協会で調査団を組織し、務安郡の現地視察を行いました。そうした経緯に加え、駐名古屋大韓民国総領事館からの全面的支援により、同年7月、友好都市提携を結ぶこととなりました。

観光の素材が豊かな務安郡

 務安郡の人口は約8万人の北名古屋市と同規模でありながら、面積は約20倍。その広大な土地の4割以上が農地です。名所のひとつ「回山(ヘサン)白蓮池」では、蓮のお茶や塩が特産品として販売されていました。観光の素材が豊かな務安郡。平成19年には務安国際空港が開港し、国際都市としての発展が期待されています。

今後の教育文化交流を約束

 北名古屋市役所で行われた調印式には、務安郡から務安郡守らが出席。和やかな雰囲気のもと、北名古屋市長と握手を交わしました。
  今後は、 務安郡からの希望もあり教育文化交流を中心とした市民レベルの友好を深めていく方針です。 平成21年8月には、務安郡へ中学生を派遣。現地の中学生との交流を通して、双方の歴史や文化を学びました。

市役所に到着した務安郡守(中央)。
市職員が旗をふって歓迎しました

調印式での集合写真

務安郡の代表的な名所である「回山(ヘサン)白蓮池」

務安郡名物の手長ダコ。和え物、ビビンバ(韓国の混ぜご飯)など、独特なタコ料理が人気です

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国際交流 大韓民国  

韓国フェア

平成20年度

「韓国」を知ろう!「友好都市 務安郡」はこんなまち

 北名古屋市国際交流協会は、務安郡との友好都市提携を記念し、務安郡、韓国観光公社、在日本大韓民国民団愛知県新西支部などの協力を得て、平成20年11月に北名古屋市文化勤労会館で「韓国フェア」を開催しました。

予想を大幅に上回る来場者で大盛況

 当日は、市のイベントボランティアなど、約90人の有志が積極的に活動し、韓国舞踏の発表、韓国料理の模擬店、民族衣装の試着などを行いました。近年の韓国ブームの影響もあり、当初見込んでいた400人を大幅に上回る約700人が来場。400食用意した模擬店のビビンバ(韓国の混ぜご飯)とトックッ(韓国のお雑煮)は、あっという間に完売しました。
  物産品では務安郡守の自慢の品という海苔や塩、蓮のお茶が人気を集めました。来場者の中には初めて務安郡を知った人も多く、「いつか行ってみたい」という感想を聞くことができ、市民への務安郡のPRは成功したようです。

担当者の声
北名古屋市 人事秘書課
熊沢 真澄さん

友好都市提携事業

近い国ながら、文化の違いをおもしろく感じました

 務安郡と北名古屋市は、面積だけでなく、自然環境、産業構成もまったく異なりますが、観光資源や、農産物が大変豊かで、観光の素材には事欠きません。蓮製品、玉ねぎジュース、手長ダコ料理など、めずらしい名物もたくさんあります。
 現地視察の時に、手長ダコの踊り食いに挑戦しました。頭に箸を刺し、箸に足を巻きつけて食べるんですよ。近い国ながら、文化の違いをおもしろく感じました。

韓国フェア

韓流ブームの影響で大盛況となりました

 「韓国フェア」は、韓流スターブームの影響か、物産店の品物や模擬店の料理が足りなくなるほどの大盛況でした。このような時流も生かしつつ、今後も市民レベルでお互いに学びあい、理解を深めたいと考えています。

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韓国フェアの様子

韓国舞踏の公演

ビビンバやトックッのお店が大盛況でした

小さなお子さんもチマチョゴリを着て、パチリ

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