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最終更新:2012年12月18日(火) 19時47分

落選議員、事務所の引っ越しが本格化

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 落選した前国会議員の多くが、事務所の引っ越しに追われていました。

 「残念ですけどね・・・。選挙が終わったら取り組みたいものだったんですけど」(民主党・花咲宏基前衆院議員)

 民主党で、野田グループに所属していた花咲宏基氏。行政改革を熱心に進めてきましたが、道半ばでの落選となりました。

 「私がピンクばっかり使うので違う色をと、支援者に頂いたが、使えずじまいで終わっちゃいますね。花瓶もどうかと頂いたんですが、地元の事務所に飾ります」(民主党・花咲宏基前衆院議員)

 「決して、自民党に支持が戻っているとは思わなかった」と選挙戦を振り返る花咲氏。民主党の惨敗の理由をこう語りました。

 「そういうもう政局は、やめた方がいいですよ。それが今回の選挙の一番、有権者がうんざりしたところだと・・・、民主党に対して」(民主党・花咲宏基前衆院議員)

 花咲氏は、改めて国会議員を目指すかどうか決めかねていると言います。そして、花咲氏の秘書も今後について不安を口にしました。

 「(Q.就職活動ですか?)まずは、そういうことになります。貴重な経験もしたので、もしそれを必要とする方がいれば、その方と一緒に働かせて頂きたい」(高田一樹前秘書)

 国会議員の秘書は、議員の落選で失職します。国会議員は公設秘書を3人雇えることから、今回は800人近くが職を失う計算です。そんな秘書の再就職を紹介する業者もあります。

 「まずはHPのエントリーと履歴書の送付ということで、今、選挙が終わったばかりで、動きが激しい時期になっておりますので」

 こちらは、国会議員秘書専門の人材紹介会社。秘書の問い合わせが相次いでいます。
 「投開票日からですね、問い合わせや登録が急に増えてきたのは。数えることができない」(国会議員秘書人材仲介会社の鈴鹿久美子社長)

 一方、大量当選した自民党は新たな秘書を探していると言います。落選した前議員とその秘書は、年末年始をどう過ごすことになるのでしょうか。(18日17:07)

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