妨害差し止め仮処分認めず 調査捕鯨訴訟で米地裁【シアトル共同】米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」などを相手に、日本鯨類研究所(東京)が調査捕鯨妨害の差し止めなどを求めた訴訟の初審理が16日、米西部シアトルの連邦地裁であり、担当判事は研究所側が求めた仮処分の申し立てを退けた。 今年3月まで続く今期の調査捕鯨で、同団体の危険な妨害行為をただちにやめさせる決定を期待していた研究所側にとっては厳しい判断となった。 この日は仮処分の判断が下されただけで、裁判は続行される。担当判事は決定理由を2~3週間後に送付する決定書で説明するとした。研究所側は、決定理由を検討して対応を決める方針。 【共同通信】
|