テーマ:タカ
11月29日、早朝4時35分頃にタカが関東地方で急性大動脈解離で搬送され緊急手術を受けた。
それから18日がたった今も目は覚ましているけど昏睡状態で人工呼吸器や透析ら大量の機械に薬に囲まれています。
心臓の弁のすぐ横から脳と両手にいく血管を含めた場所を人工欠陥に置き換え、残りの裂けた部分はそのまま残しています。
低体温にし、脳にだけ血液を送り心臓を止めての7時間以上の手術。
少し回復しては 毎日 新たな症状が現れ大きく悪化している状態です。
凄く有名な天野篤医師に執刀してもらい命は助かりましたが不安と隣り合わせの18日でした。
会社からの突然の電話に理解できないまま少しの着替えを持って上京。
倒れた時 一番に駆けつけてくれた関東の上司に医師から説明を受けてもらい同意書にサインをお願いし、東京に到着後その上司より病状の説明を聞きました。
発病と同時に半数が即死、病院に運ばれ手術室から命がある状態で出てこれる確率がその半数。
助かる確率は25%‥
とりあえず生きていてほしい。
生きてさえいてくれたらそれだけでいい。
何度も同じ説明をしてくれたけど理解できず2日後目を覚ました時に気持ちが落ち着いたのか少しだけ理解できた気がします。
凄く眠くてホテルでベッドに入っても眠れない。
お腹がすいてご飯を食べても喉を通らず味がよく分からない。
病院からホテルまで5分ほどなのに道に迷う。
この18日間、何度も折れそうになりながら上司や家族、友達、タカの同僚、そして医師や看護師さん たくさんの人に支えられ励まされやってこれました。
年越しはこのままICUです。
1月中に意識がハッキリし一般病棟へ移れる確率も低いようです。
そして今日 医師から呼ばれ
『少しづつ回復しているところが1つでも急激に悪化すると緊急手術になったり、死につながる状態です。その事だけは頭に入れ理解しておいてください』
と言われました。
この2~3日は輸血が必要なほど下血をしているそうです。
12月3日で結婚3ヶ月を迎えました。
タカにはまだまだ生きていてもらい、たくさん話をし、たくさん笑って、たくさんの経験をしたい。
これから回復していく中でタカにはたくさんの試練が待っています。
リハビリ、仕事、食事、血圧管理。
試練にぶつかるたび、タカとウチもぶつかってしまうと思います。
そういう時はどうすればいいのか検討もつきません。
どちらかが潰れてしまうか、2人ともが潰れてしまうか‥
ウチの母親は反対しています。
タカの両親はその事を心配していました。
『生きていく中で年齢的にもケガや病気はつきものです。そういう事を含め結婚を決めました。病気で死ぬか、ケガで死ぬか、年齢的なもので死ぬか分からないけど最後まで支え合い、助け合い、ケンカをしながら笑って人生を歩いていきたい。今回の事で改めて大切さと必要さが再確認できました。ウチは反対されても離れるつもりはありません』
父親には呆れられ、母親には泣かれ、ご両親にはお礼を言われました。
昨日より今日、今日より明日、タカが少しづつ回復していく事を願いながら頑張っていこうと思います。
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